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日本人ってすごい

こんにちは。バンちゃんです。

突然ですが、昨日の「林修の初耳学」は見ましたか?新年一発目の放送での「インタビュアー林修」でゲストとして森岡毅氏が出演されていました。

対談の中で、私が先日読んだ本の内容の記憶が呼び戻され、「色んな面で日本のデメリットが言われるけど、本当は日本はすごい国なんだ」と言うことを感じずにはいられませんでした。

1.先日読んだ本

今の仕事柄、「英語についてもっと知りたい」と思い、「英語の思考法」という本を読みました。

「英語圏の人たちのコミュニケーションの取り方」「どのような考えを元に話しているのか」などについて理論的に説明している本です。この中で、日本語との違いについて書いているところがあり、次のキーワードが目に焼き付きました。

日本語は、エンパシー(Empathy)の言語だ。

エンパシーとは、「共感」という意味です。この共感には、「相手の立場に身を置いて理解する」ということに焦点があります。日本人は、「相手のことを考えなさい」「思いやりが大切」などと教え込まれていますよね。

良い面・悪い面どちらもあるにせよ、この日本特有の価値を絶対に見逃してはいけない!ということを昨日より深く理解することができたのです。

2.森岡毅氏と林修氏との対談

昨日の番組では、成人の日ということもあり、現代の若者の悩みに答えるというテーマで対談が行なわれていました。色んな学びがある時間でしたが、私が始めて聞いて、「なるほどなあ」と感じた考えがありました。

それは、「ご恩の交差点」という考えです。

ご恩の交差点とは

縦軸と横軸で人間関係を考えてみます。縦軸は、家族関係(祖父祖母・弟妹)や仕事での上司と部下の関係などです。横軸は、今世界中で私たちと同じく生きている人たちのことです。その縦軸と横軸の中心に自分がいます。

・日本人の素晴らしいところ

実際に海外で働いた経験のある森岡毅氏がおっしゃっていたのは、「日本人の真面目さ、謙虚さは、素晴らしい」ということです。海外では、日本人ほど仕事に対して真面目に向き合っている人は少なかったそうで、「真面目に仕事してください」と何度も話していたようです。

・縦軸

日本は「エンパシー」を大切にする国です。常に自分自身の成長だけでなく、「相手のために」尽力を注ぎます。「自分のご先祖様や会社の上司が残してくれたこと、価値を次は今の子どもたちや孫の世代に伝えていく。それが大人の使命だ」と森岡毅氏は話していました。これが縦軸です。次は横軸。

・横軸


それと同時に、今こうして生活できているのは絶対に自分の力だけではない。生活をよりよくするために、電気やガスなどを適切に稼働させるために働いている人もいる。届け物も、すぐに自分の家に届けてくれる人が居る。そのおかげで私たちは家にいながらパソコンでネットショッピングができる。つまり、色んな人の「横のつながり」があるからこそ今の私がいるという考えです。

今、日本は様々な点で叩かれています。デジタル化が進んでいない。いつまで紙文化なのか。英語が話せる人が少ない。主体的に行動できる人が少ない。。
もちろん悪い面をあげだしたらきりがないでしょう。しかし、悪い面ばかりではないはずです。人を思いやる日本文化や相手のために仕事に対して誠実に向き合える日本人など、世界に誇れるものもたくさんあり、それがまだ眠ったままなのです。普段から視野を広くして物事を見れば、日本という国も少しは明るく見える。そのように感じた深夜23時でした。

「コツコツと誠実に。情けは人のためならず。」

今日も自分のため、社会のため、世界の人々のために頑張っていきたいです。では。

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