くねくねハニィの「What's up? ～最近どうよ？～」11月前半号　–　イギリスセールスデータから！GAFAとエンタメ系7-9月期決算の発表！中国のゲーマー事情！今度はCodemastersが買われる？…などなど業界最新ニュースもおしえちゃう！

アメリカの大統領選が終了しましたが、2021年1月20日（水）の大統領就任式が終わるまでゴタゴタしそうですね。これは、新型コロナ感染拡大が再燃している世界に与える影響としても大きいですね。

Tiktokに関わるニュースも、仕掛けたトランプ氏が失脚するとなると一体どうなるのでしょうか。こちらも今後しっかり見ていきたいと思います。

さて、10日にXbox Series X/S、12日にPlayStation 5の発売です！いよいよ新ハードが市場に投入されます。一体どれだけのハード台数がローンチのタイミングで放出されるのかは明らかにされていませんが、初期ロットは間違いなく売り切れですね。笑。

こういう時にどうあってもとりあえず最初に買ってくれる人のことを「アーリーアダプタ」と言います。流行に敏感でいろいろと情報収集するのが好きな方々！この方たちが早期に商品に触って情報発信してくれます。

Xbox Series X/S、PlayStation 5のユーザー視点の評価もいろいろと上がってくるでしょうね！

みなさんはアメリカのAMCという映画館チェーンをご存知でしょうか？アメリカに行ったことがある方なら下の写真のロゴ、何となく見たことありません？本記事でも何度かAMCのネタを書いていますが、まぁ日本で言うところのToho シネマズにあたるかなぁ。全米ナンバーワン映画館チェーンです。

アメリカ国内に634映画館施設を持っている同社ですが、2020年7月~9月の売上高は1億1,950万ドル（約125.4億円）。昨年2019年同時期には10億ドル（約1,050億円）以上の売上を計上していましたから90.9％ダウンを記録したということです。はい、もちろん新型コロナウイルス感染拡大の影響です。

日本では『鬼滅の刃』が映画館の復興を後押ししていますが、アメリカではChristopher Nolanの『Tenet』も救いにはならなかったようです...。年末に『Wonder Woman 1984』を控えているものの、『No Time to Die』、『Black Widow』、『Fast and Furious 9』、『The Batman』など公開自体が遅れているタイトルも多々あります。

でも…タイトルが遅れていることよりも...実は新型コロナウイルスの蔓延が止まらないからなのです。先日アメリカ第2位の映画チェーンRegalが全米548の映画館を一時的に閉めたというニュースも入りましたが、それだけアメリカ合衆国における映画館ビジネスは苦境にさらされているのです。

AMCは現在、破産回避のため株式を売却して4,770万ドル（約50億円）の資金調達を行うと発表しています。

ちょっと前にAMCがUniversalと揉めているというニュースを書きましたけど、世はNetflixのようなストリーミング映像販売にシフトしており、映画配給元には必ずしも映画館はなくても供給先があるのです。今後映画館が存続する間に新型コロナウイルス感染が収まるか、政治家の皆さん、よろしくお願いします！です。

↓　ご参考に！読みたい方はコチラ　↓

さて、話がそれましたが、ルーチンのイギリスの第44週ソフト売上チャートから始まります。

今回も終わりまでなっがいよー（笑）。この記事での為替レートは1ドル＝105円で計算しています。

＜イギリス市場2020年第44週ソフトウェア売上ランキング＞

英国のThe Association for UK Interactive Entertainment (Ukie)が2020年第45週のソフトウェアランキングを発表しました。集計期間は11月1日から11月7日です。

毎回お知らせしていますが、このランキングはあくまでパッケージ版の売上でデジタル版売上は含まれていません。イギリス市場の全体の数字ではありませんのでご注意ください。

＜イギリスソフトランキングTop40（2020 年第45週）：Ukieより＞

イギリスでは先週から新型コロナウィルスの感染拡大に伴うロックダウンが再開されていますが、パッケージ版のゲーム売上金額は前週比13%増となり、目立ったゲームの発売がなかった週の中では印象的な数字となっています（前週には『Watch Dogs: Legion』が発売されていました）。