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くねくねハニィの「What's up? ~最近どうよ?~」11月後半号 – 年末商戦真っ只中10月のアメリカゲーム市場&世界のデジタルゲームソフト市場データ!新ハード最新動向とコロナがさらに押し上げる世界のゲーム市場規模!などなど業界の最新ニュースもおしえちゃう!

こんにちは!2020年も残り1ヶ月ちょっと。アメリカではまだまだ年末商戦が続いています。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大はさらに悪化を極めていて、地域的にロックダウンが強化されています。しばらくは世界的な巣ごもり状態が続くようですので、ますますゲーム・エンターテインメントが人々に与える喜びは深まるものと思われます。

先週Twitterでも報告しましたが、Epic Gamesの『Fortnite』での法廷闘争中のAppleが年間売上100万ドル(約1億400万円)に達しないアプリに対して、同社のAppストアに対する手数料を30%から15%に引き下げると発表しました。

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『Fortnite』のAppストアのバンに加えてEpicがAppleを訴えているのは、独占禁止法違反。Appleが30%もの法外な手数料を徴収するのは独占行為であり、違法だという考え方です。また、AppleはAmazonなどに対して特別に15%と設定したことなども考えると決して皆に平等ではないじゃないかということなのです。

これに対してEpicが中心となってアンチApple連合「Coalition for App Fairness」を設立したことは前にお知らせしたとおりですが、それから2か月以内にAppleがこの「15%ルール」を発表したので驚いたわけです。巨大企業なのに決定から施行まで早いなぁと。

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マーケット分析会社Sensor Towerによると、アプリ提供者の98%がこの手数料半減の恩恵を被るとのこと。すばらしい!と思っていたので…。おっと前置きが長いのでこの続きは記事後半で!

まずは年末商戦どっぷりの10月のアメリカ市場レポートから行きましょう!今回の為替レートは1ドル=104円、1元=15.9円で計算しています。

<2020年10月 米国市場動向 NPDデータ分析!>

新型コロナウイルス感染拡大が再燃して限定的にロックダウンや店舗の営業制限などが行われていて巣ごもり需要が続くアメリカ。年末商戦はフツーに本格化している10月でした。

2020年10月は、次世代コンソールの発売を目前に控えながらもNintendo Switchの好調が目立ちました。ソフトウェアでは新作スポーツタイトルが好評で市場規模も前年同月比でアップを記録しています。

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