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くねくねハニィの「What's up? ~最近どうよ?~」2月前半号 – バレンタイン特大号!Clubhouseもだけど、どこもやってない2020年度アメリカゲーム市場分析!イギリス週間ランキングも忘れずに。EAとValveの話とGearboxも買収されてしまったよーのニュース。

ハッピーバレンタイン!ニュースで 新型コロナウイルス感染拡大による在宅勤務により近年、職場などでの贈答がもともと下火傾向にあった「義理チョコ」が絶滅の危機とのこと。確かにハニィも数年前からこの季節に常備していたチョコの数は減りました。笑。

ご無沙汰していた人に久々にお会いするときの取っ掛かりにはとてもいい風習でしたが…それよりも人に会えないしね。まずは新型コロナウイルスを撲滅することに力を注いでいきたいですね。すべてはそれからだから。

さて世はClubhouse花盛りですね。特に日本で人気みたいです。このメルマガのフォローのためYouTubeと合わせて音声解説などもしていきたいので、Clubhouseに参加されている方はぜひフォローをお願いいたします!

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Clubhouseは昨年アメリカで誕生した音声SNSです。2月1日に電気自動車Tesla社CEOのElon Reeve Musk氏と個人投資家向けネット証券会社Robbinhood社(後述)CEOのVlad Tenev氏がサプライズ対談したことで話題性が高まり、ユーザーが一気に増えました。

新型コロナ感染拡大に伴う巣ごもりで「ぶっちゃけトーク」から遠ざかっていた人たちのニーズに応えたからか、入会すると2名招待できる「招待制」がレア感を醸し出して、今流行りの「FOMO(the Fear Of Missing Out)」、直訳すると「取り残されることへの恐怖」への強烈なアプローチだったのか、人気でサーバが落ちることもあったみたいですよ。

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音声SNSはClubhouseだけではありません。Twitterも「Spaces」というSNSを昨年からβテストをしています。こちらも熾烈な競争が行われそうですね。Spacesの場合はTwitterとのモロなリンクができるので使い勝手はいいんですが、ほぼClubhouseと同じ機能なので両方持つわずらわしさを考えれば日本ではClubhouseが先行者として勝利するのかしら?

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過去にInstagramやOculusなど、一世を風靡したスタートアップ企業が大手企業に買収されてその一部となるという姿を見ている私たちは、Clubhouseもそうなるのか、それとも前述のTwitterなど大手が繰り出してくる同様の音声SNSとガチンコ対決してくれるのかってのも見ものです。

ちなみにClubhouseは中国でも盛り上がっていて2月7日時点では中国当局は同アプリを検閲・削除していなかったのです。ユーザーは新疆ウイグル自治区の収容施設や台湾独立、香港国家安全維持法など機微に触れる問題を巡って会話に花を咲かせているとロイターは伝えていたのですが、中国時間8日午後7時(日本時間午後8時)には遮断されたそうです。

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中国政府は仕事が早いっすねー。ということで他の外資系SNS同様中国との交流はできません。悪しからず。

さて、前々から予告していた他では読めない2020年度(2020年1月~12月)アメリカ市場まとめ記事から!ハニィからの皆様へのバレンタインプレゼントです。

今回の為替レートは1ドル=105円で計算しています。

<2020年度(2020年1月~12月)アメリカ市場まとめ>

NPDの12月データが上がったら、総括してレポートするとお約束していましたので、2020年アメリカ市場を総まとめしてみます。前号まで書き綴ったことの総括になりますので、細かいことは前号以前をご確認くださいね。今回は柔らかくまとめてみましたー♪

1.2020年度アメリカ市場概況

NPDによると、2020年度のアメリカのゲーム市場は前年比27%アップの569億ドル(約5.9兆円)になりました。Newzooが予測した2020年の全世界のゲーム市場はが1,749億ドル(約18.3兆円)ですから3分の1はアメリカが稼いだことになりますね。

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この売上データのうち「コンテンツ」には、コンソール・クラウド・モバイル・携帯機・PC・VR向けソフトウェア本編(パッケージとデジタル)、ゲーム内課金、DLC、サブスクリプションによる売上金額すべてが網羅されています。

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