おすすめの本2021

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本屋で働いていると毎日雑誌・書籍の納品があります。全部に目を通しているわけではありませんが、見る機会は多いので、それなりにおすすめできると思います。書籍、雑誌・ムック、コミックの順で紹介したいと思います。

書籍
書籍といってもざっくりなんですが、単行本・文庫本について書きます。

・フーガはユーガ 伊坂幸太郎
https://www.amazon.co.jp/dp/B09G335GR9/

ゴールデンスランバー等で有名な伊坂幸太郎が三年前に刊行した本書ですが、文庫本サイズになりました。本屋でもかなり売れています。双子の兄弟の物語です。伊坂幸太郎の著書といえば読後感が悪いと言われがちですが本書もそのひとつで間違いないと思います。

・変な家  雨穴
https://www.amazon.co.jp/dp/B099WXTY6W/

変な間取り図だ!って表紙がTwitterでもバズった本です。去年の10月発売ですが、今年もかなり売れているので載せました。私は読んでいないのですが特徴があって、「購買層がバラバラ」ということです。前述のフーガはユーガなどはある程度の壮年層以上に売れることが多いのですが、この本は年齢や男女問わず売れているので本屋としてはありがたい本です。

雑誌・ムック
毎日毎日雑誌が出て、働いてる身としてはあんま変な雑誌をつけると膨張するのでキレそうになりますが、売り上げを立てているのは雑誌が大きいので今買えるものでいいものを紹介したいと思います。

・Smart 2022年1月号
https://www.amazon.co.jp/dp/B09JRQ9MMH/

月刊誌です。毎月かなり大きい付録がつく雑誌ですが、今月号はピカチュウとポッチャマのLEDランプがつきます。意外と小さいので、机の上のインテリアにはいいと思います。

・NumberPLUS 名馬堂々。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09K77L599/

Numberって雑誌なんかたまに見るけど結局どういう雑誌なの?っていう方もいるんじゃないでしょうか。Numberは隔週で発売されるスポーツ雑誌です。野球サッカーにとどまらず、競馬やスケボーなど幅広い競技の記事が掲載されています。そんなに厚い雑誌ではないのですが、写真と文字のバランスが良くて、すべてに目を通すと結構読み応えがあると思います。そんなNumberですが、たまに別冊が出ます。特集や過去の掲載をまとめたりするものが多いですが、10月末に出たこの本はかなり詳しく各馬の名レースについて書かれています。調教師や牧場のスタッフなどゆかりのある人に詳しく取材がされています。ウマ娘から競馬に入った人でレースはYoutubeなどで見たけどもう少し詳しく知りたいという人はおすすめです。

コミック
コミックは説明ないです。マンガです。

・アオアシ
https://www.amazon.co.jp/dp/B00Z6HQWYU/

サッカーマンガです。これまでのサッカーマンガは多くが高校生サッカーかプロサッカーが多かったのですが、これはJリーグのスクールであるユースサッカーを題材としています。2022年からNHKでアニメ化だったと思います。個人的にサッカーマンガはアニメにするとテンポが悪かったり描写がいまいちに感じるのでマンガをお勧めします。

・カッコウの許嫁
https://www.amazon.co.jp/dp/B087Q5HY7T/

山田くんと七人の魔女の作者、吉川美希の描くラブコメ。主人公とヒロインが取り違え子というところからはじまる4角関係の恋愛マンガ。本屋で働いていれば入荷数が少なくても表紙を見ればそのマンガがだいたいアニメ化するのか売れるのか分かりますが、このマンガはまさにそれでした。ちょうど五等分の花嫁が売れ出したころだったので少し時間がかかりましたが、少しずつ伸びてきたように感じます。表紙の感じもイマドキって感じでいいですね。こちらも2022年からアニメ化が決定していますし来年は旋風となってほしいですね。吉川先生は特に線が綺麗なのでぜひマンガもお願いします。

おわりに
各2冊ずつ紹介してきましたが、もちろんごく一部です。電子書籍はスペースとらないのがいいんですが、思わぬ出会いというのが少ないと個人的に思います。雑誌コーナーに興味なくても通りかかったワードが心に残ったりしますからね。本屋はもともと会話も少ないですし、今のご時世的にも生きやすいとは思いますのでよろしければ覗いてみてください。お取り寄せもだいたい1週間から10日ほどかかりますので、お子様や親戚の子どもなどのクリスマスプレゼントに本を考えておられる方はぼちぼちご準備ください。翌日に届くのはAmazonだけです、よろしくお願いします。ではまた。

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