Apple Vision Pro でDJする時に気をつけるべきこと

はじめに


現場でApple Vision Proを使うにあたって、気付いたことをまとめておく

オーディオの接続について

Apple Vision Pro との接続はワイヤレスでの接続がメインになる。というのも、本体に3.5mmジャック等はついていない。充電に使うTypeC端子から出力可能かも知れないが今回は未検証。Bluetoothを使ったオーディオ出力かAirPlayを用いた出力がメインになる。
今回はAirPlayを用いた音声の出力を用いた。Bluetoothでの接続の方が簡単なのだが、Apple Vision Pro とBluetoothレシーバーに相性問題があり、私の手持ちのBluetoothレシーバーは認識されなかった。MacBookProやiPad等とはペアリングができるので、Apple Vision Pro固有の問題かも知れない。
AirPlayの遅延はほぼ感じなかったため、接続が確立できる」のであればBluetoothよりもAirPlayでDJプレイした方が幸せになれると思われる。

AirPlayの接続が不安定

AirPlayでの接続は不安定らしい。本番30分前のリハーサルの時点では音は出ていた。しかし、一度AirPlayを解除して本番前の準備で再度接続しようとするとCan't Connect to "自分のデバイス" とでて接続できなくなってしまった。イベントが始まり、人が増えてきたいた時間帯だったので、混線してしまっていたのかも知れない。また、用いたWIFIはスマホのテザリングであったため、テザリング性能の不足が原因という可能性もある。

AirPlayが接続できなくなってしまった場合の対処

これを試す : https://support.apple.com/ja-jp/102587
ひたすら再起動・再接続を繰り返すと、何とか繋がるようになった。一時間くらい必死に再起動を繰り返していた。一度再起動してから何度か接続を試みたこともあったが、最後接続が成功した時は再起動してすぐ接続できた。接続できなかったらすぐ再起動してそれを繰り返すと良い。

無闇にデッキの方に手を近づけない

手の置き場所は気をつけた方がいい。現実と違って、デッキやボタンに触れただけで音が止まってしまう。特に、クロスフェーダと右のデッキの再生ボタンの位置が近いため、曲と曲をミックスしているときにうっかり曲を止めてしまうこともある。

全力でエフェクトを使いまくる

Apple Vision Pro版のDjayでは三次元のパッドのようなものがFxを操作する。お客さんの反応も良いのでガンガン使う方がいい。

今後の課題

・Apple Vison Proで接続できるBluetoothを探す。
・AirPlayの接続を安定化させる方策を探る。

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