繰り返し記号
繰り返すことと刺激(創造)は対比して語られることがしばしばある。
同じような日々に飽き飽き!とか、新しいことがしたい!とか、結構聞くけど、ぼくは繰り返しのなかで得られるものが好きだし、刺激に溢れてるなぁと思う。
ぼくの場合、新しいこと(ルーティンにないこと)をした時の感想が「新しいことだ!!!」にしかならない。
ランニングを始めたとしても、ピアノを始めたとしても、転職をしたとしても、新生活を始めたとしても、マジで新しさにしか目がいかない。損すぎる。ならなんでもいい。
新しさに慣れることにしかHPを割けなくて、その行為自体の旨みがあんま吸えない。たぶんあんま器用じゃないんだと思う。
あと、これは本当に恥ずかしいんだけど、旅行とか、アクティビティ関連も、何をしたところで「旅行だな」「アクティビティだな」としか思えない。新しいこととと全く同じ構造でそう思う。違いがあまりわからない。
ぼくが違いに気づいたり、何かを発見するときは、決まって同じことを繰り返す中で訪れる。
何度も何度も同じことを繰り返すと、まわる遠心力で振り分けられて、本質(のように感じるもの)が手元にふと訪れたり、回る中で意味が変容したり、まわってる間に形が変容する瞬間を感じたりする。
ぼくにはそれらが刺激や創造の真ん中にあるものたちとして感じられる。
なんか結局、好みの話になってしまったような気がする。多分また同じようなことを考えるんだと思う。
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