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20歳。

今日、20歳になりました。

19歳から20歳にかけての時間は、愛に溢れた時間だったように思います。


「いつかはこの町を出るのだろう、社会人になったら友達と一緒にいる時間は減るのだろう。」
そんな感覚に少しずつ現実味を感じていたこの1年間。

なるべく地元に根を張って、なるべく友達の誘いを断らないようにしてきました。

少し前までは極度の人見知りだと思っていたはずなのに、実はそんなことはないのかもしれませんね。


やはり誰かと一緒にいる時間が好きで、家族、地元のあいつら、高校の仲間など、僕を形成してくれた彼らと共に過ごす時間が僕にとって1番有意義な時間だったに違いありません。

食事中なのにド下ネタでバカみたいに笑う家族、なんだかんだでいつも集まる地元の友達、苦楽を共にした高校の仲間。
心の底から彼らが愛おしいです。


ただ、そんな関係を一旦置いといてでも叶えたい目標も、この1年でできました。
20歳になったからには、愛に溢れたこの環境から一歩抜け出して、その目標に向き合わなければと思います。
とにかく根気強く頑張るつもりです。


話は変わりますが、僕の好きなサカナクションの楽曲、「ティーンエイジ」にこんな歌詞があります。


いきり立ってる 君の目の前で
石を蹴って 青くうつむいて
時が経って すぐに大人になって
さらけ出せなくなって もう戻れなくなって

だけどまた振り返って 何かを確かめて
苦しむフリをして 誰かに背を向けて
読み飽きた本を読んで また言葉に埋もれ
旅に出たくなって 君を思い出して

そうやって僕らは 繰り返して行く
渦巻く未来が 呼ぶ声がする

いきり立って 時が経って

これから先の人生、僕は自分が10代だった頃、“ティーンエイジ”を心の拠り所にして歩んでいくつもりです。
自分をさらけ出せず、行き詰まった時はきっと10代の記憶を辿り、出会った皆にどうしようもなく会いたくなることでしょう。
だからどうかその時はまた皆で馬鹿話でもさせてください。
そしてどうか変わらず元気でいてください。


ここまで支えてくれた全ての人に感謝です。

矢嶋京市

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