Orangestar DFL
彼史上最高の曲
ということで今回はDFLを。
この曲は自称、彼史上最高傑作の曲です。
そしてアスノヨゾラに次ぐ二曲目の門番、
今となっては彼の曲の中で二番目に再生が多くなっています。
セカンドアルバムの発売に先立って発表されたこの曲は、朝の6時過ぎに投稿されました。
曲名も「黎明前線」なので、朝の曲でしょう。
曲のここがいい!って言うのもいいんですが、
この曲の全てがいいので、割愛ということで。
(どうでもいいですが、夏の早朝は、真っ暗な状態から明るくなるまでにかかる時間って冬より短い気がします)
今回は歌詞について軽く語りたいと思います。
普段僕は歌詞を全く見ずに曲を聴いていますが、この曲はOrangestarさんの曲にしてはわかりやすい?歌詞なので、僕でも表面上の意味は解釈できると思いました
(そもそも人の書いた歌詞の本当の意味なんて他人にはわかるはずがないですが)
冒頭「眠れないんだ」と、夜に「君」が話しかけてくるシーンから始まります。
まさに今の季節、夜中に窓を開けっ放しにしても大して風はないし、涼しくなりません。
「僕」はこの変わらない笑えない日々(彼の他の言葉を借りるなれば「繰り返しの魔法みたいな日々」)から抜け出したかった。
そんな君と僕はぬるい水を持って夜のドライブを始めます。
夜中に出かけるという非日常に胸をときめかせている、そんな笑い声が「藍の空」に響きます。
何かしなくてはいけない、何かの期限が迫っているという意識があるにもかかわらず「変わらない日々」はこのままでいいのかという自問をした後、
そんな思いを振り切り、このまま進むしかないと(just going, that's all right. We can never against the stream, I know.)
アクセルを思いっきり踏みます。
最前線にいる「僕たち」は「星もない夜」に、13秒先がわからなくなってしまうほどスピードを上げて、光があるであろう方向へと全力で目指します。
1サビの終わり。
次は2番冒頭から。
暗闇のはずの見えない道は、実は暗くなかった。
そう感じたのも自分を信じきっていないから。
でも、だから、歩き続ける。転んでも迷っても走り続ける。
そして心にまだ残っている不安を抱えながらも、僕たちは前に進むしかないと決意します。
そして2回目のサビ。
最前線を飛ばしている僕たちを迎えてくれるのは「白み出した星空」
上がる音楽とぬるい水だけ持った僕たちはまだ走り続けます。
そしてラスサビ。
僕らが目指すものは「昇る太陽」の光。
僕を僕らしく生きれば後悔などないと、そう完全に心得て、前を向き進み続ける、
そんな僕らが描かれています。
皆さんお気づきでしょうか。
「夜」「藍の空」「星もない夜」「白み出した星空」「昇る太陽」
とてつもなく綺麗に時間の表現がなされています。こんなに綺麗な日本語があっただろうか!
そして、この前向きな歌詞。えも言われぬ。
未来は不安だが、自分を信じて進めばいいと、そう暗に歌っている歌だと、僕は勝手に思っています。
今回はここまで。長々と駄文を申し訳。読んでくださりありがとうございました。
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