2022度愛玩動物看護師国家試験 必須問題改編問題35

消化器系疾患のうち、正しいと考えられるものはどれか。
1 胃拡張・捻転症候群は小型犬に多く発生する。
2 巨大結腸症は慢性の排便障害のため、結腸内腔が異常に拡大したもので、犬に多く見られる。
3 肛門嚢が排出障害や細菌感染によって炎症を起こしたものを肛門周囲炎といい、症状が進行すると自潰することもある。
4 先天的異常で門脈と大静脈の間にバイパス血管があるのを門脈体循環シャントといい、肝臓へ流れる血液の多くが迂回するため、肝臓に障害を起こしやすい。
5 黄色脂肪症はビタミンDの不足した猫が、不飽和脂肪酸の多い食事を摂取することによって発生する。

正解4
1 胃拡張・捻転症候群は大型犬に多く発生する。
2 巨大結腸症は慢性の排便障害のため、結腸内腔が異常に拡大したもので、猫に多く見られる。
3 肛門嚢が排出障害や細菌感染によって炎症を起こしたものを肛門嚢炎といい、症状が進行すると自潰することもある。
4 先天的異常で門脈と大静脈の間にバイパス血管があるのを門脈体循環シャントといい、肝臓へ流れる血液の多くが迂回するため、肝臓に障害を起こしやすい。
5 黄色脂肪症はビタミンEの不足した猫が、不飽和脂肪酸の多い食事を摂取することによって発生する。

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