愛玩動物看護師国家試験対策 問題176解答と解説

正解4

膿皮症は、表皮や毛包で細菌感染を起こすことで皮膚に病変が認められる病気である。皮膚の常在菌であるブドウ球菌が原因菌となり、何らかの原因で皮膚のバリア機能が低下すると、菌が増殖して炎症を引き起こす。

表在性膿皮症は細菌感染が表皮にとどまるもので、さらに深く真皮まで細菌感染を起こし
た場合は、深在性膿皮症となる。

表在性膿皮症でみられる皮疹には膿疱、丘疹、表皮小環、紅斑、色素沈着、痂皮、脱毛斑などがある。

膿疱とは、表皮内あるいは表皮直下に白血球が集合した状態をいい、皮下に白血球が集合した時は、膿瘍という。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?