愛玩動物看護師国家試験対策 問題156 解答と解説

正解1

1 そ嚢とは、食道の中間部が変形して袋状になった部分。食物はそ嚢に一時的に蓄えられ、胃に送る量を調整するとともに、食物に水分を加えて、柔らかくする。

2 鳥類の胃は、腺胃と筋胃の二つがある。腺胃では、胃酸などを分泌する。

3 筋胃は、強力な筋肉質の外壁で、内部は飲み込んだ小石や砂があり、力強く収縮することで食物をすりつぶす。鳥類には歯が無いため、咀嚼を行わない。筋胃がその役割を果たしている。

4 盲腸は、ニワトリやアヒルでは大きく発達。スズメ目やハト目は非常に小さい。また、オウム目では退化している。

5 肛門にあたる部分は、糞尿の排泄のほか生殖器も兼ねている。そのため、総排泄腔という。膀胱はない。


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