2022度愛玩動物看護師国家試験 必須問題改編問題39

副腎皮質機能低下を示す疾患はどれか。
1 レプトスピラ症
2 ウォブラー症候群
3 クッシング症候群
4 ファロー四徴症
5 アジソン病

正解5
1 レプトスピラ症 病原性レプトスピラ感染に起因する人獣共通の細菌(スピロヘータ)感染症。発症すると肝臓、腎臓などに障害を受け黄疸(おうだん)や出血、腎炎などを特徴とする症状が現れ、最悪の場合は数時間で死に至ることもある。
2 ウォブラー症候群 頚椎の不安定性や椎間板および先天的な骨形態によって脊髄圧迫を引き起こし、頸部痛、運動失調、四肢不全麻痺などの臨床神経症状を伴う病気
3 クッシング症候群 副腎皮質機能亢進によりコルチゾールの分泌が過剰になる。症状:多飲多尿、食欲増加、お腹が張る、皮膚が薄くなる、脱毛、皮膚の色素沈着、皮膚の感染症、皮膚の下の内出血、呼吸が早い、筋力の低下また、免疫機能の低下など。
4 ファロー四徴症 (1)心室中隔欠損、(2)肺動脈狭窄、(3)大動脈騎乗、(4)右心室肥大の4つの特徴をもった先天性心疾患
5 アジソン病 副腎機能低下症、副腎機能が低下することによりホルモン分泌が低下する。
症状:食欲や食事量の低下、虚弱、嘔吐(おうと)、下痢、元気消失、散歩を嫌がる、体重減少、多尿、徐脈、震え、ストレスで悪化など。

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