Act-4の感想を一週間後に書く男(Day2)

前回記事の続き。前回同様一部抜き出す形で書いていく。Day2はLVEL7の最後列という天井に一番近い位置からの観覧。流石に肉眼で表情まで確認するのは難しいものの、ステージは俯瞰で観られるしモニターもLVEL7専用のものがいくつかあってそこまで困らない位置で、音響も特に問題なかった。正直Kアリーナであれば、どこでも当たれば勝ちと言って良いんじゃないかと個人的には思う。


Day2

1.Rat A Tat!!!

Day1では締めになっていた曲からの始まり。開演前の曲が「Brand New Theater!」だったこともあって”扉”がキーワードになっていると感じる流れ。
アニメOPとしてすっかり定着したようで、コールも一層気合が入っていて、歌詞通りミリオンライブ!は新しい扉を開いたんだな…なんてことを思って嬉しくなった。これからはミリオンの名刺代わりになるのだろう。

6.ユニゾン☆ビート

この曲が来た時、正直理解が追い付かなくて。
・予想の段階でこの曲はダンスの負担が大きいから来ないと思っていた
・もし歌うことがあったとしたらダンサーさんがサポートする形になる
・ステージに立ってくれるだけで嬉しい

みたいなことを思っていたところでイントロがかかってフリーズし、更にマイクを持たない戸田くんだけが出てきて、そしてキレのあるダンスを踊る姿が見えて、己の不明を恥じた。制限ありとはいえ、Daの得意な舞浜歩役としてこのAct-4に出てきている以上、半端なものは見せないぞという気合と覚悟持ってここにいるんだということが伝わってきて、本当にかっこよくて泣いてた。あそこに立っているのは同情すべき人などではなく、ダンスが得意で低音の歌唱がかっこいい戸田めぐみその人だ、と。
戸田くんの出てるライブはだいたい泣いてるけど、また戸田くんに泣かされてしまった。(10年経ってもなお”戸田くん”と呼びたくなるのはなんでだろうね)

9.オレンジノキオク

 ミリアニ曲が1st,2ndと続いて次が3rdなのか4thなのかでアニメ内の順番なのか、それとも単純に数字の順番なのか、を判断した人も居たろうな。私だ 
 アニメでは演出上、クライマックスへ橋渡しのような使われ方が印象的だったこの曲、その思い出もあるし担当の風花さんが歌っている曲でもあるので思い入れも一入。5人の歌声とフォーメーションが心地よい。

”変わらない日常も(全部) 寂しさも哀しみも 滲んで宝物になる”

歌ってるメンバーのキャラカラーでそれぞれ思い思いに振っていたペンライトの光がサビでオレンジに染まっていく様子が、なんだかこの歌詞とリンクしていて、美しい光景として脳裏に刻まれた。

17.花ざかりWeekend✿

ライブでの初披露は5thライブ、それから何かと披露される機会も多く、アイマス自体知らなくても知ってる人が居たりするこの曲はもうコールの音量にも年季を感じるようになったね…風花Pとしてもこの曲の、4Luxuryというユニットの存在はあまりにも大きくて、当たり前のように盛り上げてくれて、いつも通りの頼もしさ。そしてまた自由にやってくれたぴらみ砲。まだ進化していくんだね。

26.Dance in the Light

ユニゾン☆ビートが出てきたならこれは来るな…と中盤から謎の確信をしていたけど、いざイントロが流れたときに「来た…!」と高まる。最近の曲だから知らない人もいるな?という反応だったけど「Let's get down…」への歓声、段々大きくなっていくコールに内心ドヤ顔だった。

35.ESPADA

このゴリゴリにかっこいい曲のセンターを風花さんが務めているのが嬉しくて。そしてこのメンバー、みんな戦闘向きではなさそうなのにひれ伏しそうになるぐらいカッコいい。可愛い系の衣装が多い中でも違和感が無かったあたり、ほんとに皆さんオーラが溢れてた。いつかゲーム内の衣装を着て13人で歌うような機会はないかな。

41.未来飛行

メドレーで繋いできたソロ曲の締めは何が来るか…

SSR+(覚醒後) 未来飛行 春日 未来

自分がはじめてリアルタイムで観たミリオンのライブが2ndライブで、その時の締めも未来飛行。その時の様子が元になっていると思われるのが上の画像。そして今またこの景色。これまでの記憶が駆け巡る中聞こえてきた

”10年間どこかでミリオンライブ!に出会ってくれて ありがとうございます!”

最初から追ってきた人はもちろん、自分みたいに途中から来た人、離れていたけど戻ってきた人、最近知ってくれた人、果ては、今は離れてしまったけど過去にミリオンが好きだった人までひっくるめて包み込むぐらいの最大級の感謝の言葉。もう言葉が出ない。

ライブ全体のあれこれ

ミリアニ楽曲の取り扱い

 少し遡って、Act-3のコンセプトはアニメ、ということでメンバーが居なかっ た3rd,6thの曲が披露されなかったりミリアニの再現が忠実というわけではない、というのはどういうことなんだろうと考えたときに、個人の考えとして一つ答えが出てる。
 ミリアニのこけら落とし公演は、アニメとしては最終話(=ゴール)だったけどあの世界のアイドル達にとってはあくまでスタート、ということでライブはそれを再現するのではなく通過点にしたい(=そこをゴールにしない)が目的だったんじゃないか、というのが私見。

そこに来て今回のミリアニ楽曲はアニメの演出再現ありき、とかではなく(特にREFRAIN REL@TIONはTeam8thのデビュー曲として)言ってしまえばミリアニに囚われない形での披露だったんじゃないかな、と。Day1の「昏き星、遠い月」同様にあくまで楽曲そのものとしての取り扱い。ミリアニ楽曲がユニット名をつけずTeam1st,2nd…という形だったのも固定化をしないような意図があったという話と通ずるところがあるのかな、と感じた。

これからのミリオン

 10thという集大成のあと、ミリオンどうしていくんだろうな…というのは少し思っていたけれど「10周年おめでとうありがとう!これからもよろしくね!!」という感じでなんだかサラサラ止まる気はないのかな、という雰囲気をひしひしと感じられて、これまで通りまたついていくことになりそうです。
 大事な集大成だけど、終わりなんかじゃないよ、これからも続くよ!と言ってくれるのはどれだけ嬉しいか。自分含め燃え尽きる人が出るかな…などと思っていたけどむしろ元気になってる。11周年をこんな気持ちで迎えられるとは思わなかった。

 これからもマイペースに、ミリオンを楽しんでいこうと思う。
ありがとうミリオンライブ!これからもよろしくミリオンライブ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?