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DMCA申請を受けて思ったこと。記事を先に書いたということを証明することの難しさについて考えた。

先日、GoogleからDMCAが何たらというメールが来ました。

内容はわたしが書いた記事を誰かが「この記事は自分の記事をパクったものだ。自分のほうが早く記事を公開していた」とありました。

ご丁寧にパクられたという記事がリンクされていたので確認してみましたが、どこをどうパクったと言われているのかが分からない。

同じようにあと数ページ別のサイト記事をあげていました。こちらの記事もパクられた記事のどこをパクったと言われているのかが分からないものでした。

相手がいうにはあるキーワードで検索した上位記事であるわたしの書いた記事と他の方が書いた記事が自分の書いた記事を参考にして書いていると言っているようです。

・・・・・・。

実は、自分の記事ページは、更新日だけが表示されるようになっていました。これが相手の言う「自分より後に書いた」ということになるようで。

この記事、更新日は2018年ですが、投稿日はパクったとされる記事よりずっと前の2016年でした。

でも、こういった記事の投稿日や更新日ってWordPressやブログサービスならいくらでも後から変更できます。

記事をパクられたと申請された時点で投稿日を公開していなかったのは自分の落ち度。

異議申し立てしようかと考えましたが、それを訴えたとしても申し立てが通るとは思えなくて。

自分のほうが先だ!と言えない、いくらでも変更できるわけですから。

DMCAに申請した人は、実名を出していませんでした。DMCAに申請する際、基本的には実名や住所などを入力しなければならないようになっているはずですが、実名を公表せずにDMCA申請する方法みたいな情報がわんさと見つかり…。

調べていて、DMCAっていったいなんのためのものなんだろう…と。

こちらが投稿日があなたの記事より古いよというのを証明できないのと同じように、相手もそれをどうやって証明するんだろう…と。

いろいろ考えた結果、実名晒してまで異議申し立てする気がなくなり、記事は削除することにしました。この記事はGoogleのインデックスからも消えてしまいましたから…。

WordPressの設定を変更して、更新日はもちろん投稿日も表示するようにしました。

更新日だけを表示していたのは検索結果で投稿日が古いと読み飛ばされてしまうかなと、更新日だけを表示していればそれが検索結果にでると考えてそうしていたのですが…。

投稿日と更新日の表示、そして、記事を追加したときは「追記」と書いて追記した日付も書いておこう、いい勉強になりました。

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