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記憶の欠片(幼少期のエピソード)

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特に山もオチもない日常の一コマが、なぜか鮮明に記憶されている。 なぜそんなどうでも良い瞬間の記憶が、そのほか多くのビッグイベントの記憶よりも鮮明に焼き付いているのか。 あの日あの…
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#シャインマスカットのアキシ

殴る友達(あきし)

最近ね、占いを受けた事があって、 その時に過去の自分を振り返るってのをやったんです。 過去を振り返るってあまりしてこなかったから、 良い機会かなと思って。それで思い出したんだけど、 幼少期から小6くらいまでの間、 僕のことを殴ってくる友達がいたんです。 もう、ほんとに意味もなく。意味がわからないんですよ。
 何もしていないのに急に手をあげて叩く。 何か言うわけでもなく、ただ叩く。 でも痛いとか、悲しいとか、そういう記憶はないんですよね。 記憶に残っているのは、悲しそうなそ

エプロンとカンガルー(あきし)

小学生の頃、近所の河原を散歩していました。 地元熊本ですからね、田舎なんですよ 基本的に人なんて歩いていない でも、その日河川敷をあるいていると犬の散歩しているみたいな人がいたんです。 「あーめずらしいなー」と思いながらも、 じっと見ているのも気まずいので目をそらしました。 それで、ちょうどすれ違う時に、 もう一回散歩しているおじさんの方を見たんです。 ぎょっとしました。 犬の散歩だと思ったそれは、犬ではなく、カンガルーだったんです。 え、嘘だろ そう思って二度見し