夜明けは光か闇か。【ライナーノーツ。】

毎週なんか動画上げる自己ノルマ(主に月曜日)3年9か月に突入。
前回の記事でも書いた通り、明るい年明けにはならなかったけど今年もイース曲から、夜明けに相応しい曲で始める事にした。

Sunshine Coastline / イースVIII-Lacrimosa of DANA-より 叩いてみた。おさわり版

年が変わった所で病人の病気が消えるわけでもなければ、お金や幸運が天から降ってくるわけでもない。ただ数字が変わるだけだ。
そして生きている人間は年を一つ重ねて死への階段をまた一歩登るだけである。
だけど、年が変わればちょっとだけ新しい気持ちで。
何かが変わるのではないか、変わってくれるのではないか。
そんな少しだけの希望を入れ替えて迎える事が出来るのが新年だと思う。
1年前までの事が酷ければ酷いほど。
残念な年であればあるほど。
人は希望なくしては生きていけないのだ。
希望がない生への思考は死と同義である。
僕の大好きなドラマのセリフだが

「生きる」って事と「死なない」って事は違う。

そんな人たちのわずかな希望をもあざ笑うように踏みつぶしていった先日の地震や、空港の事故、通り魔や無差別的な殺人未遂など。
これを書いている1/8、2024年はまだ一週間だが何もいい事なんてありはしない。
そりゃ生きていればもともと残念な事や憂鬱な事の方が多いのが人生というものであるがこれはあまりにないだろ、酷いだろって事が多い。
TVもネットも同じ国民ですらいがみあい罵り合い誰かの責任を追及し、色々な価値観や思考や思想がぶつかり合っている。
一日中誰かへの批判や、言ってしまうならただの悪口が止まらない人だっている。

気持ちは分からないでもない。
だって誰がどう見たって明らかにそいつが10割悪いような人もいる。
こいつのこれがムカつく、あいつは頭がおかしいんだ、そんな言葉を実際僕も何度もツイートしかけては消している。
誰がどう見たってそいつが悪いのだから僕もツイートすれば賛同してくれる人だって多いだろうけど。
ただ僕は音楽をやるために生きている。
この世の理不尽をぶっ叩くつもりでドラムを叩くしかないのだ、出来る事は。もともと東北震災の時からそのつもりで生きているし、どうでもいいような人間の悪事を叩いて自分の承認欲求を満たすくらいなら音楽への道をまい進するべきだ。承認されるなら有象無象の批判ではなく音楽で。
誰かを叩く事が承認欲求を満たしたい行為とは思っていない、これはあくまで僕自身の話。
僕が誰かを叩く時はああ、自分のそういうの満たしたいのかなって自己嫌悪になる事が多いから。
この思考に新年一週間くらい経ってようやく戻ってこれた。
そう、いつも遅いんだ僕は。

だからこそそんな気分で今年最初のドラム動画は何にしようかと今日さっきまで決まらなかったのだけど…

ここからは動画に関するお話。

意識してきたわけではないのだが毎年1月はなぜかイース曲をやる癖があり、今年もそれから始めさせていただいた、1視点なので簡単な編集のお触り版になるけど。
もともと練習用に撮ったテイクで他にイーステイクがなかったもので笑

自分はゲームのイースはⅤまでしか知らなくて、しばらく離れていた。

数年前に今回演奏した曲「Sunshine Coastline」がYouTubeオススメに出てきてクリックしてみた所最近のイースはこんな曲なのかとショックを受けてどハマリし、イースワールドに戻ってきた。そこからサントラっていうサントラ全部買って。
ちょうど今月だったかな、最新作イースⅩのサントラも出るようだ。

相変わらずゲームプレイはⅤで止まったままだけど笑

年明け、夜明けに一番相応しい曲だと思う。
日光が降り注ぐ中旅立ちするような希望の見えるメロディー。

あいにくと明るい年明けとはならなかった2024の日本。
極東アイセキ計画。と共に出来る事をMAXでやっていきたいと思っている。
やるぞ！いくぞ！とせいぜい吼えるしかないのだ、くたばるまで。
僕のような人間は。
世の中光もあれば闇もある。
むしろ闇の方が沢山だと思う。
どうせならちょっとでも光を増やしたい。
それがどんなにか細く薄暗いような鈍い灯でも。

今回もお読みくださりありがとうございました。

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