【夫日記】かれこれ2カ月休みの夫がずーーーと何もしなくてイラつく件。

2月下旬から休みに入った夫。それまでおそらく1カ月ほど休みがなかったので、やっとやってきたお休み、ゆっくり骨休めすればよいと、当初は思った。

夫が休みに入るとまずすることは、近所の行きつけの飲み屋に行って、しこたま飲んで、朝方帰って来て、昼まで大イビキをかくこと(わたしは在宅ワーク)。二日酔いでカップラーメンなど食べて、ソファに寝そべり、スマホで動画とゲーム。と思ったら、また大イビキ。トイレに起きたと思ったら、寝室へ行ってまた寝る。夕飯の時間になって、のそのそ起きてきて、「腹減った。何食べる?」と夕飯を準備(わがやは料理が趣味&得意な夫が調理を担当)。二日酔いのため酒ナシご飯を終え、またソファでスマホゲーム&動画。そのうち大イビキ。じきに寝室へ移動。ZZZ・・・

その翌日。
朝目覚めたら、そのまま布団でスマホゲーム&動画。「腹減った」と起きて朝食の用意。食べたらまたソファにゴロリでスマホゲーム&動画。そのうち大イビキ。そして寝室へ(年齢のせいか早朝に目が覚めてしまい眠れず、そのせいで昼頃眠くなるとの弁)。昼ごはん頃に起きて来て、「何食べる?」。食べたらまたソファにゴロリ。スマホゲーム&動画。おやつバクバク。テレビで映画など。そのうちそのまま昼寝。夕刻に起き、スーパーにお買い物。夕飯を準備し、自作のつまみと、テレビや録画のお笑い番組で家飲み。量が足りたら、ソファにゴロリ。スマホゲーム&動画。おやつ。就寝。

その翌日。
朝から昼寝までは前日と同じ。夕刻に起き、「今日、店行く?」と近所のいきつけの飲み屋を提案。夕飯頃に店へ向かい、飲みスタート。閉店まで飲み上げ、はしごもたびたび。帰宅は朝方。そして昼まで大イビキ。二日酔いでカップラーメンなど食べて、ソファに寝そべり、スマホで動画とゲーム。。。以下同文。

そう。この3日間のループ。原則、これを延々繰り返してもう2カ月が経とうとしている。
厄介なのは、わがやでは夫が調理担当という点だ。これが、外面的には非常にポイントが高く、なんなら家のその他のコトをやらずとも朝まで飲み明かしても、「でもお料理してくれるんでしょ」と免罪符的な効果をいかんなく発揮している。
夫にとっての料理は趣味を兼ねており、わたしはそもそも料理が苦手なので、自然に調理担当が夫になった。
毎日の食事だけは夫が自発的に担当する。スーパーの買い物含め。ただし、食後の食器洗いはわたしだ。放置しているとたまに夫がしていることもあるが。なぜか夫は気にならないらしい、調理後のキッチンやコンロの汚れ、食卓の汚れ拭きは、ほぼわたしだが。料理好きなのにそれらが気にならないってなんともふしぎなんだけど。

毎日の料理が自発的な理由には、趣味のほかに実は、「美味しい」と言われたり、作ることに感謝されたりして、承認欲求が大いに満たされることも含まれているがゆえだとわたしはひそかに思っている。
たまに「この鮭しょっぱい」などという感想を言うと、「それは買ってきたやつを俺は焼いただけ、俺のせいじゃない」とか言う。非難してるんじゃなくてただ味の感想なのに、なんなんだ。そういったところに、夫にとっての調理は承認欲求の手段でもあることを往々に感じる。

とにもかくにも。この何の用事もない2カ月という期間に。
旅行に行こうとか、遠出しようとか、今までできなかったアレをしようとか、こんな日課を取り入れようとか、そういったことがまるでない。自発的に何かを、ということが夫は一切ない。
とにかくずーーーとごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろ
それがとてつもなくイラつく。イラついてしょうがない!!!

仕事の日々の合間に、「今忙しいからそれあとで」とか言ってたいろいろなことも、この時間が有り余りまくっているというさなかでも、一切やろうとしない。
その諸々を忘れてるのかと思って、持て余す日々を有効活用できれば夫にとっても良いだろうと思い、紙に箇条書きにして貼っておいてみたが、大きなお世話だったようだ。こちらから促して、やっとやったような項目が10のうち2くらい。その他は放置。もはや夫にはその紙は見えないらしい。

インボイスうんぬんも取っておいた方がいいよ、と言っても、ネット調べて数分で「なんだこれわかんねえよ!」と速攻半ギレ。プリントアウト用の用紙のページを、直接の記入欄だと思って「だってこれさわれないし!」とか言っている。・・・・・。ハナから分かろうとする気持ちが皆無。そんなんじゃ理解できるもんもできねえよ。
自分で差し迫って困ればなんとかするのだろうと思い、わたしもそんな夫を放置。わたし、心中かなり引いているのだが、「インボイス制度は数年の猶予があるみたいだから、それまでに状況変わってるかもしんないからギリまで置いとけば」と努めて何気なく言うと、夫はフンッ!というかんじでバンッ!とPCを閉じてインボイスについては終了したようだった。

このキレるサガが何より苦手だ。どんだけコンプレックスの塊だよ。
キレモードに入るとまともに話せない。そのモードに入りそうな話をしなければいけないときにいろいろと考えを巡らせてしまう。そのモードにさせないための言い回しやタイミングをわたしはとても図っている。夫は気づいてないだろうけど。
それで、うまく伝えられることもできてはいるが。キレる=怒る人は悲しんでいる人。その図式がわかってからは対処もかなりできるが。何が悲しかったのかを、大きい心で推測する。
が、それは結構疲れる。

いつかのnoteにも書いたが、路上で怒鳴られたアレは絶対に忘れない。絶対に。

この2カ月、それでもなんとか促して、やり始めたのが「ゴミ出し」。そういや「洗濯物たたみ」は自発的にたまに行うようになったな。
あと、わたしが意図して食後の食器をシンクに置いたままにしていると、食器洗いも夫がやるようになった。そこには、休みで俺何もしてないから感が、皿洗い中の夫の表情から見てとれた。一応「ありがと!」と声をかけると、複雑そうな顔しながらも「うん」と答える。

誰だって、家でごろごろしているときに「ずっとごろごろして!!」なんて言われたくはないはずだ。
家賃だって夫が払っている。自分が金払ってる空間で、何したって勝手だろう。だから、言わなかった。言わないでいるとどうなるかなとも思っていた。そしたらほんとにずーーーーーーとごろごろしていた。
笑いを交えて軽くツッコんでみたところで、それはなんの効力も発しなかった。マジでたしなめるように指摘すれば、キレ症が発動するだろう。

なんで夫がごろごろしてるとイライラするんだろう。ごろごろしてもいいけど、有り余る時間があるんだから調理以外のこともやれよ、と思っているアタマがあるからか。
わたしが在宅じゃなかったら違ったのかな。そこにその姿が見えるからダメなのかな。

さっき友達にこのグチを聞いてもらって、夜に帰宅したら、夫はソファに寝転んでパソコンで映画を観ていたのだけど、部屋のカーテンはあけっぱなしで、寝室のふとんは寝起きのままぐっちゃりしていた。それを見てまたイラッ!!とした。
カーテンがしまっていて、ふとんがきちんとしていたら、イラッとはしなかっただろう。
そういうことだ。ごろごろしててもいいけど、基本的な家のことやれよ。なんだよな。仕事で忙しいからヒマになったらやる、っていってったことやれよ。なんだよな。有り余る時間の中にあなたいるんですから!!!

でもなあ。どんなに時間があっても、やった方がいいと思ってても、延々やらないことってあるよなあ。
そういうことなんだろうなあ。夫にとっては。

そうこうしているうちに、ぼちぼち仕事も始まってきてしまい、それならそれでとまたわたしの気持ちもうやむやになりそうな気配。
勤労する日々の中においては、夫が「やらない」あれこれに、イライラも募らないふしぎ。なぜだ。
でも、今回の仕事は単発ぽいし、なんならその後の仕事の見通しは今立ってないらしい。無職の日々の再開はそう遠くなさそうだ。
そのときこそ言う。はっきり言う。わたしはわたしのために。

時間有り余ってんだから、ヒマになったらやるって言ってたことやれよ!家の基本的なことやれよ!!やった方がいいなってこと、やれよ!!!それらをやりながらごろごろしろよ!!!!

そう。ごろごろ「しか」してないからなんだよな。やることやったあとの、やることやりながらのごろごろだったら、うん、イライラしないな。そうだな。そこだったんだな。わかってよかった。今後のために!
それを、まず、叫ぼう。相手を変えるためとかじゃない。変わらなくても。変わらないだろうけど。出すことがだいじ。吐き出して、あらわして、わたしの思いはこうだ!と主張することから。まずはそこからだ。


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