母、晴れ間。
新しい職場も3ヶ月経とうとしている。
なんとなく、緊張が解けてきたのか、訳もわからずとりあえずこなしていた入社当初とは一変し、小さいストレスが重なっきている事を感じる様になってきた。
転職とともに引っ越して来たが、なんとなくまだこの土地が落ち着かない。
前の家が家電付だったばっかりに、1から揃えないといけない為、お金の余裕がまだできない。
コロナがまた脅威を振るい出した。
仕事柄、感染対策は当たり前にするが、気持ち的な面で変に神経が張る。
疲れが溜まる。落ち込みやすくなる。そんな時に限って仕事で凹む出来事が起きる。
そんな最近ふと思い出すことがある。
私は昔から頑固で意地っ張りですねやすく(子供なら大体そうか)不器用で、生きている中でいろんなところでつまづき挫けた。
母はそんな私を時には叱ったが、
基本笑かそうとしていた。(試行錯誤の中で母自信が楽しんでいたとも言える、、、)
ほくろで2つ近い点を見つけると、にこちゃんマークを描かれたり
(泣き疲れた寝起き後に発見する。たまに間違えて油性で書かれる。とても謝られる。)
その時お気に入りの人形が励ましにやってきたり
(演者:母 声は同じ。時々距離を詰めすぎて私の涙と鼻水がつく。)
シンプルにこしょばされる。
(やめてーやと振り切りどこかぶつけて落ち込むことがあった)
これをされて、もーなんなん!!となっても負けじと続けるので逆に笑けて来てしまう。落ち込みの出口を無理やりこじ開けるような手法だが、時間が経つにつれ変に面白くなってくるのだ。
これ以外にもたくさんしょげる私を励ましてくれた。
小さい出来事だけど、今でも思い出すだけで少し元気になる。
ふふっと笑っちゃう時もある。
母は偉大だとつくづく感じさせられる、、、
、、、なんか大丈夫な気がしてきた。
もやもや曇った気持ちに晴れ間がのぞいた。
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