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死ぬまで使い続ける「ことば」

今日なんかふと、タイトルにあるフレーズが降ってきたんですよね。頭の中に。なので備忘録的に書き記しておきます。

そう、人って死ぬ間際まで使うんですよね、ことばを。まぁ自分がどういう形で死ぬかなんて今のところ分かりませんが、年老いて身体が弱っても頭がしゃんとしていたら、最後までことばで気持ちを伝えようとするんじゃないかな。感謝とか愛とか。

私がTwitterでフォローしていた作家の故・小池一夫さんも、本当に亡くなる直前まで病床からツイートしていて、たくさんの愛ある言葉を残してくれていましたし、若くしてガンで亡くなられた小林麻央さんも前向きに生きる様子をずっとブログに綴られていましたよね。

ことばって、成長と共に身に付けて、学んで。でも、時に使い方を間違えたり、傷つけ合ったり、肝心なときに発することができなかったり……大人になったからって正しく使えるものではないけれど、自分じゃない誰かに大切な想いを伝えるには最適最善のツールなんですよね。

そう考えると、ライターのはしくれとしては、日々ことばを扱うことにもっともっと魂というか、愛というか、心血を注げるのではないか?と反省するわけです。

Webライターって「日本人なら誰でも日本語話せるんだから、このくらいの文章誰でも書けるでしょ」ってな具合で安く見積もられるようなときもあるけれど(ひねくれモード)、使う方も使われる方も、もっと高尚なものとしてことばの価値や重みを考えたほうがいいような気がします。少なくとも息を吐くように簡単に溢れ出るものでもないと思うので、大事なことばや言い回しって。

いやでも、ここで偉そうなことを言いたい訳でも、報酬に文句言いたい訳でもないんですけどね。(思わず脱線。すみません!)

私は今日ふと降ってきた「死ぬまで使い続ける」ってフレーズにハッとして、今まで以上にことばを大切に扱っていきたいなと思ったし、せめて死ぬ直前には口を開けば愛と感謝のことばばかりが出てくるような人間に成長できていればいいなぁと思いました。

……これで次回から文調が急に変わるわけではないんですが。精進します。

ではまた。

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