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子供が歩いている姿を見ると、「自分にもこんな時代があった」と懐かしく感じていた。ところが、最近、小学生や赤ちゃんだけで無く、高校、大学いや社会人大半を見ると

「自分にもかんな時間があったな…」

と感じるようになった。
諸説あるのだが、多分人生の半分ほど近く生きてくると残りの時間の軸がわかるんだと思う。若い時とは異なり、できることも限り夢見る内容も大幅に異なる。出会った分だけの別れがあると体感した先には、出会える数に限りがあるのだと悟る。

そんな話を中川ワニさんにすると

「今までは、若さや希望や夢、失敗や成功を繰り返して皆んなが知ってる人生を生きてきたんだけどね、(50歳という)年齢になるともう今までとは異なった、誰も知らない未知の世界を生きるんだよ。残された時間に限りがあると考えるのか、未知の世界がどんなものかと楽しめるのかはその人次第だね」

と言っていた。50歳を過ぎると残された時間の物差しみたいなものが出てくるのかな?

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