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プレ皇室研究: 宮崎県 生目古墳群

先日、鹿児島県を調べて新しい古墳ばかりなので、プレ皇室とは関係ないことがわかったのですが、宮崎県に前方後円墳より古いのがあるといっている方のブログがありましたので、調査しました。
(有名な西都原古墳群とは別です。)

「宮崎平野を流れる大淀川右岸に位置する標高25メートルほどの台地上に広がる、古墳時代前期から中期の古墳群である。3世紀後半ないし4世紀前半頃から作られ始め、古墳時代前期としては九州地方最大の古墳群とされる。」

ぜんぜん、古くなかった・・・。卑弥呼よりさらにあとじゃん。
たとえば、神功皇后とかの時代で、畿内にいった天皇が、たまに九州に(まあ、なんか熊襲退治とか、朝鮮半島にいくとかの足場として戻って来た?)来たようですので、それで地元の人口が増えて、地元豪族も潤ったのかもです。
円筒埴輪とか、須恵器とか、ぜんぜん後じゃん。
「古い」というのは、紀元200年以前を言っていただきたいのだが、まあ、興味の対象が違うので、わからんだろうなあ・・・。


うん、この人の「役人どもが遺跡を破壊する」悔しい気持ちがわかります。
奈良県や京都だと調査して埋め戻してから、開発するのですが、地方にいくと「やっかいなもの」と思われているのでしょう。民度が低いです。
世の中には、「遺跡を観光に利用しよう」とがんばっている観光考古学者もいるので、そういう理解が広がるといのですが。

まあ、やっとこのように公園として残しているようなので、間に合ったようです。
市民に親しまれるといいですね。

生目古墳群史跡公園とありまして、古墳がきれいに復元してあります。
できたばっかりの古墳は、「はー、こんなふうに木がなくて、石とかで整備されていたんだなあ」ってのがわかりますね。
埴輪が並べてある古墳もあったりします。


なんもない、べたーっとした公園にしょうもないジャングルジムがおいてあるだけより、こういう古墳とか埴輪とかが目の前にあるほうがいいですよねえ・・・。





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