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これはすごい。複合精神障害の元彼の話。

あまりにもKYな元彼の話です。
ガールフレンドの家に、ご挨拶に行くときの話がすごい・・・。
いや、そのあとのお葬式の後のプロポーズもすごいし、さらにその後の職場の話もすごい・・・。


例によって、分析してみます。
実両親はでてこないので、遺伝なのか、どんな教育をしているのか、ちょっとわかりません。
コメント欄では、「これはひどい」「親はどうしたんだ」といった声が多かったです。

これ、複合タイプなのかなあと思います。

1つめ TPOをあまりにもわきまえなくて、注意をしてもぜんぜんだめ、改善しません。それにいわゆる空気読めないKYタイプです。発言もバカ素直です。ありのままの私状態っていうか・・・。
 うーん、素直にここは、ASD アスペルガーを疑います。KYですからね。ASDはもともと、人の顔の表情が読めません。なので、「場の雰囲気」とかがわかりません。

2つめ 子供みたいに煎餅を落としまくっています。チーズケーキは嫌いらしいです。
 これ、DCDかなあという気がします。リンクから引用します。
「発達性協調運動症(発達性協調運動障害・DCD)とは、日常生活における協調運動が、本人の年齢や知能に応じて期待されるものよりも不正確であったり、困難であるという障害です。」


体幹がしっかりしてなくてふらふらするとか(成長するとだんだんましになります)、指先がうまく動かないです。ダンスだの、リズム体操、ボール遊戯などをさせると、あからさまにできません。ダンスやリズム体操は手足がちぐはぐになったり、ボール運動だとすぐボールを落としたりします。雑な動きしかできません。他に絵を描かせても、まともに線がひけなかったり、だいぶ練習しないと〇□など、はっきりした形が描けません。
 ついでに、チーズケーキは比較的好き嫌いがあるかもしれないですが、乳製品に舌が敏感すぎるのであれば、これも発達障害を疑います。だいたい、感覚過敏か、感覚鈍麻があります。
 もし、質問をしていいなら、夜尿症があったかどうかを聞きたいです。普通は幼稚園、保育園くらいでトイレトレーニングはできるはずなのですが、10歳、12歳、15歳といった十分育ってきても夜尿症が長引くなら、これは感覚鈍麻、あるいはADHDなどを疑います。

3つめ 店員さんなどに無礼なことをするのは、共感がないからです。
これも、なんらかの精神異常が疑われます。たぶん、自己愛性パーソナリテイ障害かなと思いますが。

4つめ なんか、気を引くためにが、真っ赤なスーツでやってくるなど、行動が突飛です。
 演技性パーソナリテイ障害とを疑います。
 とはいえ、全部は一致しないので、半分くらいかもしれません。


5つめ 共感性なく、自己中心的で、いちいちうるさいです。他人の話も聞きません。反省しているように見えて、していないようです。
 これも全部ではないですが、半分くらいあたりな気がします。


ということで、可能性としては、グレーゾーンかもしれないですが、ASD,DCD,ADHD、自己愛性パーソナリテイ障害と演技性パーソナリテイ障害の5種類の複合かなという気がします。
(これは私が研究した例では、一番数が多い複合事例な気がします。ASDとADHDは2つともあったり、ADHDとDCDはわりとセットであります。)

これが昭和時代でしたら、「変な人よね」「よくやっていけるな」と笑われるだけかもしれませんが、孤立することは確実ですし、21世紀の現代でしたら、ちょっとメンタルに詳しい人が近くにいたら、「まじに心療内科にさっさといってこい」案件です。

「元彼氏がこんなだった」というコメントを揚げていた人もいます。
研究材料にして、よほど好きでなければ、つきあわない、結婚なんてとんでもない・・・でいいかなと思います。
(知らないでもし結婚したら、奥さんのほうがカッサンドラ症候群になってしまいます。)
やはり、自分の幸せは、自分でつかまないとね!!

https://note.com/kyokannazuki21/n/ndfc3ed7744b1

もっと時代がよくなって、子供のうちに早く発見されて、適切な療育を受けられるようになるのがよいと思います。
この例が、25歳くらいの男性だとしたら、20年前の発達障害研究はまだ進んでいなかったので、こういった適切な治療や訓練がまったくされていなかったのかもしれないです。実際、対応できる病院の数もとても少なかったでしょうし。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!