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【政策提案】 多能工の最低賃金を2000円以上にせよ。

世の中には、多能工と申しまして、たとえば建設業だと「大工」+「電気工事」+「左官」 みたいな仕事をたくさんこなせる人がいます。
IT業界だと、フルスタックエンジニアといいまして、「サーバ構築、サーバ管理」+「Web開発」+プロジェクトマネージャ みたいな人です。
よく知りませんが、他の業種でもあるはずです。医療系だと、精神福祉士+理学療法士を両方資格あってやっている人などです。

ところが、今の日本の最低賃金表って、都道府県別で地域ごとなわけです。仕事の種類や難易度は何も書いていません。単に、田舎でもうからないと900円とか安くて、ちょっと都会だと1100円とか、100-200円ほどずつちょっとずつ違うだけです。

しかし、これでは日本人のようにまじめで頭もいいし、学校教育や資格取得にモチベーションがあいません。
1つの技能しかないと、1日8時間のうち、8時間中4時間しか1つの仕事がないと、時間があまって休憩やただ新聞を読んで情報収集しているだけの人になりがちです。

しかし、単技能でなく、多能工を雇えば、1日8時間のうち、4時間は大工、4時間は電気工事などができます。外注を使わないでもいいです。
多能工は、正社員化もしやすいですし、外注する場合でも複数の知識があるので、「それ知りませんでした」などと失敗が少ないです。

ということは、それだけの技能のある人と、単一工の人の間で最低賃金が同じというのはありえません。

これによって、3,4年慣れた日本人なら、「2つめの仕事をして資格も取ろう」といえると思います。これで少し、賃金が上昇するでしょう。
また、雇うほうも時間の無駄がなくなりますから、助かります。

日本政府の役人は、そろそろ粒度をあげてもらいたいです。
たぶん、「職種ごとに分けるのめんどうくさい」と思っているから、やらないのです。

バカの岸田がやっているのはこのレベル。うんざり。


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