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日本の住宅設備メーカーは、ぜひもっと積極的に輸出すべき。

もし、あなたが輸出貿易業者だったり、住宅設備メーカーだったりしたら、絶対に海外輸出を考えるべきです
教育できるなら、現地生産でもいい。

TOYOTAは車を輸出して、莫大な売り上げをあげています。車は安くても200万円くらいで、高ければ1千万円2千万円を超えます。
この金額レベルで、ぱっと浮かび、かつすべての人が使うもの(高いだけなら、宝石がありますが、全国民ではないです。パーティによく行く人くらいですよね)でこの数百万円以上のものは、住宅設備機器です。

日本のホームエレクトロニクスは、けっこう科学先進国アメリカでさえ、凌駕しているものがあります。

では、外国人のお母さんが日本に住む娘さんの、日本ではいたって普通の家庭設備について驚いてくれますので、ぜひご覧になってください。

このようにだいたい、日本のホーム設備はよくできています。

お風呂: 自動お湯張り機能、リモート(キッチンからお風呂場にパネル操作できる)、浴槽(海外はシャワーのみか、浅すぎるバスタブだけのことが多い)、浴室暖房などに驚きます。気が付けば、カラリ床にも驚くはずです。
トイレ: これはほとんどの外国人が驚くシャワー付きトイレです。さらに蓋が自動で開いたり、乾燥機能、便座温め機能、水の節約機能などもびっくりします。
キッチン: だいたいシステムキッチンにびっくりします。下の収納や食洗器、魚グリル、カウンター、ガスの自動消火機能などにもびっくりします。
(欧米にも食洗器がありますが、ごつくてださいです。)魚グリルはありません。代わりにオーブンがあります。日本の場合は、別に電気オーブンを買うことが多いです。流しで水切がついていたりするのも、珍しいかもです。
玄関: 床の段差があって、土埃が入り込みにくく、かつ玄関に靴箱があるのが、欧米ではびっくりです。なぜなら、靴のまま入室し、寝室に靴箱があったりしますが、それでは寝室にまで土埃が入ってきて不衛生です。一部の家庭では、欧米でも玄関でスリッパに履き替える人が、だんだん増えているのですが、玄関に靴箱がなく、床がフラットで、隅に靴を脱ぐだけなのです。
あとは、おそらく、玄関わきに手洗いやコート収納キャビネット、玄関わき収納室(ベビーベッドやアウトドアグッズが入れられます)なども驚くでしょう。


あと、とえばベランダの物干し装置、天井から物干し竿が出てくるのとかも、びっくりすると思います。


こちらは滞在中の小型のアパートの設備ですが、それでもフランス人ご夫婦が驚いています。
狭いですが、日本の住居の新しいものは、すごい設備がついているのです。


ちなみに、リッチな欧米の家庭にあるのに、日本の富裕層があまり家に備え付けない設備は次のとおりです。(まれに海外駐在が長く、注文建築でつける人もいますが。)

中庭 これは町の制度設計が違っていて、フロントがすぐ道路に面したりしていまして、玄関前に庭が配置できないヨーロッパの家があるからです。もちろん郊外や土地の広いアメリカでは、前庭のほうが広かったりします。あと、洗濯ものを道路側に干せない法律などもあるので、中庭に干す家があります。あるいは奥庭を広く設けるかです。
ランドリールームや家事室 これは奥さんの発言権が多いと設置されるかもです。他には、こういう部屋の隅にストックがあって、地震などのときのために、水や缶詰食料、ストックのトイレットペーパーなどを置いていたりします。地下室に置くこともあります。
メディアルーム アメリカの金持ちの家には、TVゲームをしたり、映画を見たりするのにホームシアターがあったりします。それらは、メディアルームと呼ぶことが多いです。他に、プライベートジムを置いている家もあります。
客室および客室用トイレ・バスルーム これは日本も昔は大きい家は、客間があったり、応接室があったのですが、最近は余裕がなくなったのかみかけません。しかも、別にトイレとお風呂がついていることが多いです。家族のトイレ、お風呂とお客様のトイレ、お風呂は分けます。プライバシーの問題でしょう。日本でも大きい家では、離れにトイレくらいはあることがありますが・・・。
書斎 これは狭いので、日本では書斎コーナーくらいしか作れない家もありますね。
スパ、あるいはプール まあ、これはハリウッド映画にでてきますし、日本でも大型別荘を持つ富裕層は持っていることがあります。スパ程度でしたら、300万、500万円ほどから設置することも可能です。
メイド室などがある家もあります。インドや東南アジアの富裕層は、メイドさんが普通にいますので、そういうメイドさんが休憩する部屋や住み込み用の部屋です。(まれに日本でも、昭和前半からある家はあったりしますね。かなり大きい家かなと思います。)

こういう設備は、中産階級や上流では当然になっていいと思いますが、日本の建築家はあまり海外居住したことがないので、ぴんとこないのかもしれません。日本でも金持ち層の豪邸には、デフォルトで提案されてはいかがかなと思います。

なお、代理店や修理保全技術者の育成などもあります。あと電気の仕様が違ったり、水質が違ったりするので、そのへんは注意が必要です。
JETROなどに問い合わせするとよいでしょう。


このお母さん、かわいいな。
他の動画もはっておくので、初めての日本のお寿司を見てね。


AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!