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覚えておくとよい論理的思考

論理的思考には、おすすめと、やってはいけない思考法があるのですが、ちょうどこれがまとまっていますので、リンクします。

https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/logical-fallacies-examples

アホがすぐ使うのが、この「自分の経験ではXXXだ」というものです。
(とはいえ、私もたまに例に出しますが、「その傾向が大きいかな」というときだけ、事例に出します。特殊例を出すわけではないですし、特殊な場合は「特殊です」と言います。)

事例証拠の誤用
事例証拠の誤用とは、客観的な事実やデータではなく、自分自身の経験に基づいて主張することを指します。
この論法では理屈よりも感情が重視されており、個人の経験が一般的な主張の裏付けとして十分とは限らないことが見落とされています。
自分にとっては正しいことでも、一般の人には当てはまらない可能性があると認識しておくことが大切です。」

たぶん、これで海外事例の場合は「出羽守」と呼ばれるタイプです。その事例が海外でやられていても、日本でぴったりかどうかわかりません。国の成り立ち、法律、環境も違うからです。

ちょうどぴったり事例がありましたが、米山氏の発言です。


普通、アメリカに1,2か月もいたら、アメリカで差別されて「アメリカから出ていけ」っておどされるのは、よくありますよwwww 恥を知っているインテリ層はいわないけど、低所得層は余裕がないし、学歴も低く偏った知識でそういいますね。許容度がないですね。
それに、犯罪者やルールを守れない人間を手元におきたいのは、当人が犯罪者のときくらいです。利用できるからですし、同類だからです。893と仲間なんて、おぞましいことですよね?

何を学んでいるのか、そもそも、英語ができないんじゃないか疑惑じゃないかなあ?
あるアメリカ人なんて、普通に市民生活している韓国系アメリカ人を追い出そうとしたこともありますよ。2世だから、ちゃーんとアメリカ国籍を持っているのにです。(まあ、日系人にたいしてもやるようだけどね。)


これもありがちかもです。
早まった一般化
証拠が不十分なまま結論を出すことを、早まった一般化と呼びます。
この誤謬に陥っている人は、自分の意見を述べるにあたり、十分な調査を実施して確かな証拠を見つけようとはせず、自分の主張とたまたま一致する些末な事実を選ぶことがあります。
しかし、自分の意見の根拠が1つ見つかったとしても、自分の主張の説得力を落とす可能性のある反対意見などの証拠には対応できていません。」

結論を急ぎ過ぎて、いろんな方向からのチェックをしないとこうなります。
裏付けがあるかを確認するのがいいですね。

「テキサスの狙撃兵の誤謬

この誤謬の名前は、ある男が壁に向かって銃を何発も発砲した後、弾痕が集中した場所に標的を描き、自分の銃の腕前を証明しようとしたという話に由来します。つまり、自分の主張と一致するデータや証拠だけを選び、それ以外の情報を無視する行為がこの誤謬です。科学研究の場面では、自分の集めたすべての情報を検討しなければならないときに、自分の仮説の裏付けとなる特定のデータだけに注目しないよう注意する必要があります。」

これは、テキサスと言っていますが、実は一番ひどい例がありまして、それがヒットラーのユダヤ人迫害にいたった思考です。
ヒットラーは若いときにたまたま、ユダヤ人の悪い行為を気になって、そのあと、ユダヤ人の悪い事例ばかりを集めるようになりまして、政治家になったときには、もう「ユダヤ人=悪」とまで思い込んでいたそうです。1つのわりと人数が多い民族が100%悪というのはありません。
しかし、偏った材料だけ集めて、「こうだ」というのがこのケースです。
(とはいえ、中国政府は悪だと思うがwwwwwwww 全方位から嫌われてるじゃん? まあ、昔はいいところもあったのですが。)

まあ、だいたい、短絡的なのは間違いなので、困ったときはじっくり考え、じっくり調査するのがいいと思います。

「頭はスローな方がよい」という本も、竹内久美子先生のにありましたしね。


AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!