製造業で働く中国人の話

まあ、中国通の人にはだいたい知っている通りのことだが、さらにけっこうひどい話だった。
まじに、宗族主義で、自己中まみれ。国も会社もどうでもよくて、金さえもらえればそれでOk。

中国人の本音を知らない人は、一度ご覧になるとよい。

若い人が下手したら５－６割失業しているのだが、この人によると、「若い人も悪いよ。怒られたらすぐやめるよ。ほんとに数か月でやめる」「公務員にばかりなりたがる」といっていたので、自分勝手な若者よりも、さらにひどい話です。倫理観がない。プロなら、ある程度何か月は我慢して、注意されたら、改善すべき。
しかしまあ、なんといっても「小皇帝」で育ち、6人分のお財布から好きなものを買ってもらえたので、わがままなのでしょう。
※　6人とは、ひとりっこ政策で、親2人＋双方の祖父母２X2で合計6人ってことです。

しかし、言い換えれば、最悪、1人で6人分の老後の世話をしないといけないので、大変です。
※　中国は日本より、定年が早いケースがあり、女性だと55歳くらいで隠居することもあります。男性でも60歳が基本のようです。昔は農村部もあって、米と野菜だけは、農家の祖父母にもらったり、自分たちで老人でも野菜くらいは作っていたので、食べるのはなんとかなっていたようです(他に草魚養殖とか、鶏を飼っていたりしますので、たんぱく質もばっちりですｗｗｗ）。
しかし、今は「都会がいい」といって都会でばかり働いているので、老両親はあの手抜き工事のマンションに子供と一緒に住むのです。そうすると、野菜も作れませんから、すべて現金で買わないといけなくなって非常につらいです。

まあ、日本の老人のように、「80歳でもけっこう働いてるよ」っていうのであれば、子供は親にそこまで仕送りしなくても大丈夫です。
(実際、日本で親に仕送りしている人は、2.3％ほどのようです。）

いやー、勉強になりますね。