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本を売るためには、やはり目線かなり下げないときついという件

私はあまり子供は研究しないのですが、それでも「不登校」はちょっと興味がありました。
(そのわりに、認知症老人は研究するwww だって、自分が認知症になったら、やだもん!!)
前に、つぶやきにこちらの漫画をご紹介したことがあります。

https://www.walkerplus.com/article/1069511/image10665931.html

うう・・・お母さんがかわいそうすぎるううううううー(号泣) まあ、先生は相性があるから、いい人もいれば、あってない先生もいるよね。
何回読んでも、このおかあさんは泣ける。(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
(正直子供のほうは、たぶん脳内で勝手に「怖い怖い」刺激が出てるだけかなと思います。だって、めったに話さない先生が、他の生徒を怒ってるだけでもう怖いとかいいだしますもん。ああ、もしかして、今どき流行の繊細さんかなあ??? 見ただけで共感しすぎるとかいう脳の偏りがあります。もちろん、我慢できる範囲だと普通なのですが、度が過ぎると病気だと思います。あと、旦那さん、ちょっとアスペグレーゾーンと思う。ぜんぜん共感してないし、いつも塩対応だもん。空気読めない会話も多いし。しかし、父親からのDNAのせいで、息子が苦しんでるかもしれないのに、塩対応はひどいと思うですよ。子作りの責任、もっと取れってかんじでしょうか?

→この方、noteでも発表されてました。ぜひ、閲覧おすすめします!! 絵もかわいいです!!

それで、この本を買って読みました。

普通の生活常識、「ごはん食べる」「子供なら、学校に行く」という人生のMUSTができない人がいます。
たしかに、5歳6歳だと学校にいくのに、「勉強しないと立派な大人になれません」「将来やりたいことができません。そのための下準備です」といえば、普通の知能の子は、多少嫌でも、学校に行きます。
(ぷ、あの自称少年革命家ゆたぼんでさえ、給食食べに週に数日、学校に行くらしいです。友達ももうたいしていないらしいですが・・・。屁理屈こねても、給食だけは魅力的なのっていうのは、いやあ、本能のすごさをあらためて感じますね!!)

給食がおいしいでもいいし、新しいことが学べるでもいいし、友達とおしゃべりができる、校庭でサッカーできる・・・などでもいいです。だいたい、国語算数理科社会美術音楽体育家庭科とまあ、生きていくのに必須な知識はこの教科にすべて含まれています。得意不得意はしょうがないです。
行動遺伝学で、どれそれはDNA影響度が3割、5割、8割と決まっています。音楽なんて、8割DNAです。天才ピアニストや天才作曲家の子供は、親もそれなりに音楽的素養があるし、下手したらプロです。
たとえば、「宇宙戦艦ヤマト」の名作曲家だった、宮川先生の息子さんはやっぱり作曲家で、なんと同じヤマトの新作を作曲されています。世襲がいやだという人もいますが、DNAで才能が遺伝していたら、世襲しても成果物がちゃんとしていたら、いいと思います。

遺伝子というのは、30億年とかものすごく長い時間をかけて、いろんな生物をいろんな場所に作りました。海で住むのに適応した魚やプランクトンもあるし、空を飛べる鳥類だっているし、人類だってそうです。
人類だけ(厳密にいうと、サル、犬、猫、カラスなどは幼児くらいの知能がありますが)が、読み書きができ、ものを作り、500mといった高さのビルを作り、月にまでいけるようになりました。
遺伝子を生み出した自然というのは、すごいです。

しかし、なぜか、この遺伝子のように、普通に「食料確保(これが働くってこと)、寝る休む、遊ぶ(危険や未来への予備練習)、学習」ができて当然のはずなのに、できない人がいます。
これは、「故障」です。機械でいいますと、正直故障です。
段階の違いが、ロボットなら、「きーきー音がでるけど動く」程度でまあ、様子見するかってものから、「ぜんぜん動きません」「変な方に進みます」といったやばい問題の故障までいろいろです。
「人間は、心がー」などとわめく人がいますが、それは無知というもので、うつ病も、パーソナリテイ障害も変なことを言い出すのも、脳のどこかが「普通に生きていく」レベルから、なんらかの逸脱をした「故障」なだけです。
まあ、「気持ちがー」とか「心がー」とかいう人は、慰めの声掛けをしてもらいたいだけです。それはそれで、部分的には自己治癒能力があるので、小さいレベルだと「普通状態」に戻ります。声掛けだけで自己修復したら、いやあ、立派なものです! 

昨今は、「多様性がー」という言い訳をみつけたので、それを言い出す人もいますが、多様性にも限度があります。「自由にしていたらいいよ」っていうのは、ぜんぜん普通です。

問題は、「自分1人で生きていけないくらい、やばい」(NEETや重度のうつ病など精神病でわかります)と、もう1つは「他人を傷つけたり、仕事の邪魔をするので、やばい」というタイプです。

多くの大人が、ゆたぼんにむっとするのは、後者で悪影響を自分の子供に与えてしまうからです。
こういう、「いたって精神も肉体も健康!」っていう人から、「性格ゆがんでる(自己防衛機能の行きすぎかもしれないです)」「弱すぎて生きていけない」(不登校もこれに入るかも?)「言われることがぜんぜんわからないくらい、知能が低いか偏見がありすぎか、洗脳されてる」人など、本当に様々です。

ちょっと話の前置きが長くなってしまいましたが、上記の本はわりと好評で、Amaonで4.5くらいの評価を得ていました。

私が読んだ感想は、「ああ、ただのお母さんの体験談をものすっごく単純な文章で、だらだら書いただけじゃん!」というのでして、ぜんぜんなんら専門家の解説もなかったです。5点評価だと、3くらいでしょうか?
文章も、「わー、中学生レベルー。短い!! 箇条書きとあまり変わらん!すげえ。紙の無駄ー!」とも思いました。いやいや、まあ「紙の無駄」は言い過ぎですが、電子本で300円でもええやろ? 残りは宣伝費と出版社のぼろもうけかな???

ですが、本コンテンツのタイトル通り、「本を売るためには、この程度簡単にしないと、売れないよね!」っていうのが、結論です(笑)→ここまで来るのに、長くてすみませんwww

いや、逆に考えたら、この内容で11位ランクまで持っていける、この出版社って、天才じゃない!??? って思いました。出版社の編集さんが天才なのか、営業販促とかの方が天才なのか、どっちかわかりませんが。
とにかく、これはやりて出版社だ!! と思ったわけです。

前に、「Amazonで★1つをつける人は、そもそもあまり本も読まないし、書評も大して書かない」という層です(なお、これは専門書的な少し難しい内容の本のみです。アイドル写真集や料理本などには当てはまりません)。

https://note.com/kyokannazuki21/n/ne2f91e7c46a4?magazine_key=m4cd952ef185b

しかし、逆説的にいうと、「ぜんぜん専門書読まないような人が、買うくらいにならないと、ベストセラーにはならん!!」ということです。

この不登校本がどの程度売れているかわかりませんが(→さっきみたら、不登校ジャンルで11位でした。十分立派です!)、内容が単純なのと、さっきもいったように簡単な文章がだらだらと続いているだけなので、中レベル程度の知能か、それより下の人が困っていたら、買う気になると思います。
ある意味、中くらいより下、たとえばIQですと、80-105くらいまでの人が読者ですと、これはぴたーっと読者セグメントに合うのです!!
(私がIQを使うのは、知能を測定するのがそれしかないからです。読解力については、IQでまあまあ代用できます。もっといい知能指標があればいいのですが・・・)

しかしまあ、こんなに不登校本がいっぱい出ているとは・・・。
はあ、疲れますなあ。


ちなみに、GRIT(やりぬく力)という新しい心理用語を知ったので、もう少し研究したら、1本説明できればなあと思います。

要するに、この子たち、GRITが足りないってことだね。

何か得意なことがあって、「これだけは、クラス上位にいける!」っていうのがあれば、すぐいじめられない側にいけると思いますがねえ・・・。
でも、何も努力しなかったら、ぜんぜん上位にいけないしね。

通信教育だけとりあえずするとか、フリースクールとか弱い子供だけが集まるところにいけば、とりあえず大人になるための準備はできると思います。
(でも、大人になっても、ちょっときつい職場にいくと、うつ病とかになるんだけど、ストレスがどれくらいかはなかなか判定できません。自衛隊のリーダクラスでも、やばいときはうつ病になって、戦線離脱しますからね。逃げないといけないときは、逃げていいんです!! 私なんて、神経性胃炎になったら、すぐ仕事休むよ!wwww)

というわけで、脱線してしまいましたが、わりと安直な体験談だけの不登校本を読んで、あー、こんなんでも売れるってすげーわーって思いました。
いやいや、作家の力じゃなくて、出版社の力なんだよ!! わからんですが、なにか販促ですごいテクがある出版社に違いない!!

最近の、ひろゆき氏発言ぽくいうと、
「それ、あなたのただの体験だけでしょ」
って程度です。

別のNEETボランティアさんのは、事例研究で何本かケースの説明がしてあったから、読みごたえがあったけど、この人、息子1人の話だけじゃん!!
↓ この本は、内容がかなりいいので、強くおすすめします!!(まあ、こっちは作家さんの力だと思います。)

だいたい私の研究や前に書いたコンテンツと見解は同じです。こちらは参考です。これをもっと現場経験多く書いてくださってあります。
ちなみに私は人材派遣業を10年ほどやってまして、採用面接をするのですが、「ああ、この子は採用するのきついな」と思うのが、だいたいNEETで発達障害の人の割合が高かったです。

https://note.com/kyokannazuki21/n/n3999d5fb8e91?magazine_key=ma42b0f07c980


要するに、軽い目の、目線だいぶ下に下げて、ゆるゆる文章で1冊書く方が、きっと本としては売れるのね!ってことだと思います。

まあ、当たり前の話だ。読んで理解できなかったら、そこで読まなくなるし・・・。



おまけ:
そういえば、このシソわかめっていうの、めちゃおいしかったです。ごはんのおともにぴったり。食物繊維も取れるし!! ここのお店で、1番人気のようです。これはリピートですなあ!!

辛いことがあったら、こういうおいしいものでも食べて、さっさと寝てるのがいいよ!! いちいち、思い出して、自分の傷に塩をぬりたくることはないです。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!