2戸一戸建てを購入して、片方を貸して儲けている人

15年ほど前に、不動産屋のセミナーにいって、おもしろいことを教えてもらった。

2戸で1戸になっている一戸建てを、普通の住宅ローン減税枠で建てて、片側を自分で住み、片側を誰かに貸すのである。

これのミソは、不動産ローンより、住宅ローンのほうが金利が安いってことですな。
あと、この不動産屋さんは面白くて、そういう設計の家を建てて何件か持っていて、建売ですぐ用意してくれるのである。
もう頭金とか、契約費用とかあれば、いつでもそこに住めて、なんせ、手数料は払わないといけないが、お客さんまでみつけてくれるという、楽ちんなしくみだ。

実は、不動産税がわりと高いだろうイギリスでは、このセミでタッチドハウスが多い。
説明してくれている人のブログをリンクしますが、この2番になります。

イギリスの家のタイプ – London UK Blog

そういえば、私がイギリスに留学したときの、ホストマザーの家が、セミデタッチドハウスでした。
だいたい隣の家と間取りが一緒で、壁で仕切られています。
一応、外壁の色を変えてもいいんですが、大概の場合は、同じデザインのままにしてましたね。

私が聞いた例だと、ファミリータイプなので２LDKや３LDKで、月15万円で貸し出しますという話でした。神奈川県の物件なので、東急線や小田急線などで、すぐ都内にいけるようですので、30代くらいで子供のいるサラリーマン家庭なら、すぐ借りられるでしょう。

子供が小さいとマンションだとうるさくて気兼ねをするのです。
しかし、一戸建てだとあまり響きませんし、車庫もあるし、小さい庭もありましたから、わりと簡単に「夢の一戸建て」が実現できるのです。

壁は1枚でも、お風呂同士にする、押し入れ同士がくっつくような間取りだと、それほど音が響かないのです。
少なくとも、マンションで上下みたいに足音がどんどんすることはないですね。

質素な独身男性女性なら、家賃の15万円で生活できるでしょう。
あるいは、自分の住宅ローンは8-9万円だったと思いますから、月に1-2万円ほど修繕費用をためておいて、残りは少しお小遣いにもできます。それを老後資金や大きな病気になったときのためにためておけばいいでしょう。

賢い人は、賢いプランを考えるものです。

まあ、ご参考に。自分でご判断ください。