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プレ皇室研究: やばい。ニギハヤヒと物部氏

ハプログループで、あまり研究していなかったんだけど(あまり興味がない・・・インチキ沼に入りそうだし・・・)、「物部氏のハプログループがわかったよ」とネットに書いているのがありました。

とりあえず、まあ、いったんそれが正しいとして、その人は
「饒速日命のY染色体は、ハプログループD1b1d1(D-CTS1897)系統であると推定される」
「これは、出羽国(現 秋田県湯沢市)に移住した物部氏の子孫複数名から得られたデータに基づくものである。」

ところで、アメリカのDNA分析会社の調査では、天皇のハプログループはこれで、こちらはいわゆる宮家の子孫複数名から取ったとあったので、まあ、そのまま信用する。
D1a2a1a2b1a1a(CTS8093)
「D1a2a1a2b1a1(Z1504) 最近共通祖先2100年前 日本人(12.5%)
D1a2a1a2b1a1a(CTS8093) 最近共通祖先2100年前 日本人(10.9%) 奈良

何人調べたとかいう説明があるので、引用する。
源氏も平氏も入っているし、サンプルに幅があるので、「秋田在住」と書いているだけのより、信頼度が高いと思われる。(まあ、ここで嘘ついたら、このDNA分析会社、やばくてつぶれてしまうんじゃないかなあ???)

「日本の天皇のY染色体ハプログループは、D1a2a1a2b1a1a(D-CTS8093)に属することが、多くの検査によって明らかとなりました。同時に、天皇家から分岐した系統とされる、源氏(Mimamoto clan)、平家(Taira clan)および、東山天皇(Emperor Higashiyama)の男系子孫である徳大寺(Tokudaiji)、住友(Sumitomo)の各家から得られたサンプルからも同様の結果が得られました。
日本の皇統が、太古の昔から男系男子で連綿と受け継がれ、現代に至っていることが、生物学的に確定したことは、実に驚くべきことです。このようなことは、世界的に見ても日本以外には類例がありません。これら分子生物学におけるDNA解析の成果により、かつて東京大学名誉教授・江上波夫(Egami Namio)らによって提唱された『騎馬民族征服王朝仮説』は終止符を打たれることになりました。にも関わらず、未だweb上の世界では、これらを「根拠の欠落したデマである」と記述し、真実を糊塗隠蔽しようとする曲学阿世の徒が後をたちません。」

ところで、D1b1dなんてないねん。
あれ? って思って調べると、コード系列を修正したらしい。
このように変更説明がある。
「ISOGGでの名称

2006年   ハプログループD2
2014年5月 ハプログループD1b (D1,D2,D3→D1a,D1b,D1c)
2019年6月 ハプログループD1a2 (D1a,D1c→D1a1a,D1a1b D1b→D1a2)
2020年4月 ハプログループD1a2a (D1a2,D1a3→D1a2a,D1a2b)」

D1b→D1a2 とあるので、D1b1d1を読み替えると、D1a21d1 ってなるんだと思うが・・・。そんなのないよおーー!! (読み替え方がおかしいのかな? 知っている方がいたら、教えてください。あるいは、詳しい専門書とかでもいいです。だいたいアルファベットと数字が交代に出てくるコード名のつけかたなので、21って数字続くのが変な気がしますね。わからないです。orz)

それでしょうがないので、D-CTS1897というのもあるので、このCTS1897を探すと、一応ある。1つ上と1つ下とそれそのものを引用する。


「D1a2a1c(CTS6609) 最近共通祖先17900年前 日本人(9.7%)、アイヌ(10/19 52.6%)

  • D1a2a1c1(CTS1897/Z1574) 最近共通祖先13700年前 日本人(8.5%)

    • D1a2a1c1a(CTS11032) 最近共通祖先8500年前 日本人(5.5%) 愛知(BY141459)」


まあ、D1a2 までは一緒なので、縄文人には違いない。

とはいえ、ここで本家の天皇家のハプログループと違う。
なんでやねん??? 検査間違いなのかな? でも一応、「複数名」って書いてあるので。

可能性としては次の通り。
(1)  物部氏の嘘つき。→これはよくある。
(2) ニギハヤヒは、実はお母さんの浮気の子供だった! じゃじゃーん!! やべえええええええー!!
お母さんはこの人。やべえええー!!!

しかし、そういう意味では、1回目の天孫降臨っていうのも、もしかしたら、わけありで「僕はどうも実の父の子ではないようだ。このまま九州にいても、疎外感があるから、新天地に行こう!」って思った可能性はないこともない。

(3) ニギハヤヒまではOKで、息子は物部氏の祖なんだが、ここでニギハヤヒの奥さん(有名なナガスネヒコの妹)が、なんと浮気だーっつ!!!!ということも考えられる。
やべええーーーー!!
ちなみに、息子はこの人。
(もちろん、息子の息子・・・・とかで嫁さんが浮気したのかもしれない。なんせ2000年以上、歴史があるのでー。)

「『先代旧事本紀』によれば、始め那賀須泥毘古に従っていたが、神武天皇東征に際して那賀須泥毘古を殺し天皇に帰服し、以後自らの部族である物部(もののべ)を率いて皇城守護の任に当たったという[2]。また『旧事本紀』によれば、神武天皇即位の後、饒速日命の遺した10種の天璽瑞宝(あまつしるしのみづたから)を献上し、それを使って天皇と皇后の魂を鎮める呪術を行ったとされ、これを後世の鎮魂祭の初めとしている。

物部神社の社伝によれば、美濃国・越国を平定した後に石見国で没し、現在の社殿の裏に埋葬されたという。越国の平定は、異母兄の天香山命の事績として知られる(彌彦神社を参照)。これら物部神社彌彦神社では、宮中でも行われる鎮魂祭が行われていることでも知られる(石上神宮も同様)。」
(Wikipediaより引用する。)

(4) もっと後の、たとえば継体天皇が、実は父親が違っていて、実はここで王朝転換があったかもしれない。まあ、これは前から言われている。


ハプログループ D系列

ついでに、別れたのが、このへん。
「D1a2a1a(M125) 最近共通祖先15100年前 日本人(17.5%)、アイヌ(1/19 5.3%)
D1a2a1a2(IMS-JST022457) 最近共通祖先4800年前
D1a2a1a2b(IMS-JST006841/Page3) 日本人(15.2%」

同じ縄文人だけど、ちょっと上の系統から分かれている。

じつは、天皇系統は「最近共通祖先2100年前」とあるので、分岐がそこでおきているのだ。
(これも私のコラムをずっと読んでくださっている方なら、紀元1年前後か、ちょっと前は天孫降臨かもしれないのだ。だから、環境変化で遺伝子変異が起きたとしたら、ニニギ本人かもしれない・・・。まあ、その父の可能性もないこともないが・・・。ほら、親が厳しいとストレスで疲れるじゃん?)

縄文人とかの1万年前とか、4800年前に比べたら、比較的新しく、そして、私のコラムを読んでくださっている方ならわかるが、だいたい九州北部に皇室の先祖が住んでいた時期なのだ。
とはいえ、1つ親のそれぞれを見ると、けっこう離れているので、突然変異があったとしても、ニギハヤヒまたはその父とかではないだろう。

ということで、まあ、正直言って
「物部氏のうそつき」説が第1候補かなあ・・・。
だって、サンプルが秋田の人ばかりだから、ピュアピュア東北縄文人じゃん。
九州の物部氏とか、奈良県内または隣の和歌山とか三重あたりの物部氏の子孫がいたら、それも一致したら、それでいいです。信じます。
そうなると、2番目以降の候補がでてきて、「誰かがどこかで浮気したー」ってことになる(苦笑) →やべえええー。
・・・と思ったけど、なんせ物部氏もじゃあ2千年くらいまたは、わかるだけでも、飛鳥時代とかから続くんだから、途中でほら、奥さんの親せきとかから、養子に迎えたとか、たまたま磊落していて(だって聖徳太子の時代に負けちゃうもん。所領とか没収だよね? 貧乏まっしぐらです。ああ、かわいそう)、金持ちの息子を養子にしたとかじゃないかなあ???

なので、有力なのは「物部氏の誰かが、私はニギハヤヒの子孫」っていう嘘をついたのじゃないかなあ? だって、たいがい、他の怪しい豪族もだいたい「イザナギの息子の息子の息子・・・」とかいうじゃんwwww
次位が、物部氏のどこかで養子をもらってしまったとか。

それに、大山祇命もあきらかにピュア縄文人で、国津神分類のなのに、最初から九州付近に住んでいたのに、系図上はイザナギの子孫にぶらさがってるんだもん。変ですwww

というわけで、疲れたので今日はこのへんでー。
別の情報があったら、また調べます。

「日本人男性は、大陸からの落ちこぼれ」wwww
いやまあ、たぶんそうだと思うよ。優しい人が多いんだろうし、あまり身長も高くなかったのかもしれない。
なんとかいう先生の本にも、「中国から、性格のいい人がいじめられて、日本に逃げたのであった」って書いてあったもんwwww ジャイアンに対して、第2ジャイアンみたいな人は、日本にはあまりこなかったんだよwww

しかし、災害の多い日本では、アホは生き延びれなかったのだ。たとえば、地震が多い地域を避けるとか、台風がきそうになったら隠れるとか、いろいろある。結果として、落ちこぼれかもしれないが、中国人より頭のいい日本人ができたのであった。
まあ、単純にDHAで魚を食べて頭がよくなっただけかもしれんがwww

https://www.jstage.jst.go.jp/article/asj/118/2/118_2_115/_pdf


長すぎて読む根性が起きないが、だいたい私のソースと同じように思う。
でもここには、物部氏のハプログループは書いてなかったwww 長すぎて疲れたwww → と言いつつ、私のもちょっと長い。orz



Wikiより引用 日本人に関係のある部分 抜粋


上記の続き


いあゆる弥生人

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!