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ある人の遺産相続争いの一例

Aさんが、Aさんの親の遺産を相続するのに、遺産相続争いが発生しました。
実はAさんにはBさんという姉がいたのですが、その姉は死んだのですが、X子さんという娘がいたのです。
当然X子さんには、相続権があります。

普通は頭割りなのですが、このX子さん、どうやら自己愛性パーソナリティ障害でして、1円でも自分の分を多くもらおうとして、他の相続予定者を訴えました。
しかも、「祖母は私にXXを残してくれると約束した」だの、「私は何度も祖母の看病にいったから、飛行機代を払え」とかです。実際は年1度程度で、他の姉妹のほうがよく介護しています。うそつきです。まあ、自己愛性パーソナリティ障害は何度も平気でうそをつきますが。

それで何年も法定闘争をしていて、弁護士の戦いなのですが、こういう場合、普通は弁護士は「協議で」というものです。
しかし、X子さんについている弁護士は、実は他にあまり仕事がなかったらしく、X子さんの仕事を継続させようとしているかんじです。だって、だらだらと「分割でいいですから、弁護士費用を払ってくださいね。勝つまでいきましょう」といったんじゃないかなあと思います。

この遺産は、正直北海道の土地でして、普通の方ならすぐわかりますが、1000坪もらったとしても、坪単価が5千円くらいだったりします。たぶん500万円とかそれくらいのはずなのです。これを何人かわかりませんが、4人や5人でわけたって、100万円ほどです。

しかしご存じのように弁護士報酬って、かかった時間とかに比例して増えていきます。
(ケースによっては、勝ち得た遺産のX割りでという契約もあります。)

いつかは、
もらえる遺産 < 弁護士費用
になるのですが、ちょっと脳が足りず、自己愛性パーソナリティ障害らしいX子さんは、「私の弁護士費用は相手に払わせればいい」とばかりに思っているふしがあります。


まあ、結局均等割りになったらしいのですが(もともとの法律の通りやん)、遺産をもらったものの、弁護士費用ばかりかかってしまったという例です。

しかしまあ、頭のおかしい人の相手をすると、時間もお金も無駄になりますね。

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