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おおざっぱなコラム まとめ~考古学編~

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2023年4月の記事一覧

古代 絹のデータベースというのがある。(追記あり)

この研究、たぶんだいぶ古いのだが、何度も使われているので、ずっとこれが正しいみたいに思われている気がする。 邪馬台国の会から、引用しますが、地図にされたのがこの図です。 それで、 「邪馬台国は絹を産出できる」→「絹の出土が九州ばかりじゃねーか」→ じゃあ、邪馬台国は九州だよね。 ・・・という理屈なのですな。 実際畿内はあまり出てない。 昨日調べた結果、纏向遺跡で出ていたのをみつけた。 わー、専門家にこんなこといわれてるー。同じページから引用します。 「京都工芸繊維大

神道: 珍しい神様 (随時更新)

えー、こんな神様いたん? っていうのを集めていきたいと思います。→ときどき、やばい神様とか、なんか隠してる神様がいるのだ。 マイナーwww 女性です。 阿蘇の神様です。由来は古い。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%A5%E7%A3%90%E9%BE%8D%E5%91%BD これは神社の形がかっこいい。 天の香具山の神社の神様です。 神様じゃないけど、変わった古墳なのだ。 https://ja.m.wikipedia.or

泣かせる。在野の学者 原田大六先生。

前から、私が注目している福岡県糸島市の平原遺跡なのでありますが、これを発掘したのが、原田先生なのです。 糸島の地元で育ち、大学もいっておられません。 めちゃ苦労されています。 「福岡県糸島郡前原町(現糸島市)に測量士の父・猪之助、母・ユクの長男として生まれ、大正6年の生まれから「大六」の名を与えられる。福岡県立糸島中学校(現在の福岡県立糸島高等学校)在学中に安河内隆教諭の薫陶を受け、考古学に傾倒。糸島郡内の遺跡を踏査。採集した土器や石器が、現在の糸島高等学校博物館の基礎と

纏向遺跡から、絹製品がでていた。しかし、馬具も出ていたwww

私の推論では、畿内は邪馬台国ではないので、絹製品はでてこないんじゃない?と思っていたのですが、纏向遺跡に出ました(苦笑)。 引用します。 「尾崎花地区の巾着状絹製品きんちゃくじょうきぬせいひん(桜井市大字巻野内)  纒向遺跡では数少ない絹製品です。纒向遺跡第65次調査で検出された幅約4.8m、深さ1.7mの溝から出土したもので、布留0式期新相から布留1式期古相(3世紀後半から4世紀初め)のものと考えられています。天蚕によって作られた平織りの絹布で何かを包んだ後、撚りの浅い植

この邪馬台国本 面白かった。

九州説だというのと、卑弥呼=神功皇后で主張しているから、まちがってると思うが、科学的論理展開の説明で、ああ、それはそうだなというのがたくさんあって、勉強になった。 神功皇后は、夫がいて(天皇の妻だから、皇后なんだがwww)、子供もいる。 でも卑弥呼は、夫も子供もいない。弟だけが世話している。 これだけでもだいぶ違うのに、いきなり、 卑弥呼=神功皇后はない。 でも、「刺青は中国では、犯罪者の印」っていうので、おおー、日本の江戸時代とか、皇室一般と同じじゃんって思いましたわ。

うわー、今古代史ってこういう本が売れてるんだ。

いやあ、なかなか香ばしいというか、普通のアカデミックな「うーん、偽書疑い」ぎりぎり路線だ。 まあ、そのほうが面白いし、賢い日本人には変化球のほうがいいよね。 しかし、縄文文明関係のが多くて、素晴らしい。

この橋、すごい。

なんと、中がコンクリートで支えていて、表面に木をはって?あるらしいのです。 どうみても普通に木の橋に見えるじゃん。 素晴らしい。 静岡いいのになあ。 知事がバカだよなあ。ああああああああーーーーー。