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規約・契約書

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利用規約、受講規約などの規約、契約書について、専門家の立場から、事業を行ううえで有益な情報、ためになる情報を発信します。
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#オンライン講座

【オンライン講座の始め方】2つの契約方法

コロナ渦の長期化により、オンライン講座などのオンライン上で完結できるサービス提供スタイルが増えています。 オンライン上で講座やセミナーを提供するスクールにとって必要な「受講契約」について、契約書、規約作成の専門家が分かりやすく解説します。 1.受講契約とは 講座やセミナーを受講者に提供しようとする際には、スクール側と生徒との間で「受講契約」が成立します。 「受講契約」とは、スクールは講座やセミナーを提供し、生徒は受講料を支払い受講する、このことを約する契約です。 2.

コロナ渦におけるオンライン講座などのオンラインサービスに必須の規約とは

1.コロナ渦におけるオンライン講座などのオンラインサービス新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、来客数が減少して大きな打撃を受けている事業者が多くなっています。 スクール事業においても例外でなく、対面のみで講座を提供するスタイルのスクール事業は苦境に立たされています。 ただ、一方で、インターネットやスマホアプリ、動画などで、オンライン講座を受講する受講者の需要が強まり、中にはこのコロナ渦で通常以上の売上を上げたスクール事業者もあります。 オンライン講座などのオンライン

オンラインスクールの規約を有効なものにするには

オンラインスクールの運営を始められる方々がたいへん増え、オンラインスクール規約について多くご相談をいただきます。 ご相談いただくお客様の中には、規約なしに運営を始めてしまったり、規約はあるものの、規約自体に欠陥があり無効と判断されかねない内容のものをお使いだったり、その使い方を間違えておられ、トラブルとなってしまった方もいらっしゃいます。 規約なしに運営を始めてトラブルになるのは致し方ないとして、せっかくの規約を有効なものとするには、どうしたらよいのでしょうか。 規約作

オンラインスクール、オンラインレッスン、オンラインサービスのための受講規約、利用規約とは

オンラインスクールやオンラインレッスンの需要が非常に高まっています。 オンラインでレッスンや講座を提供する場合に、必ず必要になってくるのが規約です。受講規約、利用規約、オンライン規約など、名前は様々使われていますが、どれも“お申し込みいただく前に同意いただく決まりごと(ルール)”です。 オンラインスクールのオンラインレッスンのための受講規約、利用規約とは、どういうものが必要なのでしょうか。 規約作成の専門家がわかりやすく解説します。 規約が無いとどうなるのか?まず、こ

スクールの契約書や規約はどんな内容でもOK?

コロナ渦で、講座やセミナー、レッスンを提供するのに、今までの対面のものからオンラインで提供できるよう、またインターネット上でスクール事業を完結できるよう、奮闘されている事業者の方が多くいらっしゃいます。インターネットを活用したこういったオンラインサービスの提供の際に、必ず必要となるのが利用規約や受講規約などの規約です。 この規約を整備するのに、注意しなければならないことは何でしょうか。この規約の内容は、事業者の好きなように決めてしまってもよいものなのでしょうか。 規約作成