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競馬予想術①:1番人気考~私はこうしてプログノーシスを無印にできました!

こんばんは。虚海と申します。私は将棋と競馬の記事を書いているのですが、将棋に比べて競馬のほうはなかなかアクセス数が伸びません(笑)。どちらかといえば競馬のほうが自信あるし、結果も出せているんですけどねえ… でもまあいいか(笑)。楽しく書けたらいいんですよ。きっと。

私の予想に対する考え方を述べていきたいと思います。1本の記事では絶対に収まりきらないので、今回は私の1番人気に対する考え方を説明します。それだけで1つのマガジンになると思うので、頑張って書きます。実践していただけたら、年間回収率は100%超えると思います! たぶんね(笑)。


1.札幌記念のプログノーシスは100回予想しても無印だった!

先日ツイッターを見ていたら、「自分は24年札幌記念のプログノーシスが無印だった!こんなユーチューバーはほかにいない!」みたいなことを書いていた人がいました。昨年の札幌記念も独走で勝ち、前走はロマンチックウォリアーとほぼ差の無い競馬。しかも出遅れていましたし、実力は優にG1級のプログノーシスですから、単勝1.3倍もうなづけます。

でもねえ。私も無印だったんですよね。別にそんな自慢するようなことでもないと思うんです。正直、100回予想してもこのプログノーシスは絶対に無印です。今回の記事では、どうして圧倒的な人気のプログノーシスをバッサリ切り捨てることができたのかを通して、1番人気との付き合い方を説明していきたいと思います。

2.プログノーシスは健闘も4着惜敗!

そもそも、私は馬券は単複派です。まれに連系馬券を買ったとしても、絶対に1点買いしかしません。3連複でさえ1点です(笑)。なぜかはほかの記事に譲りますが、とりあえずそれを前提としていただきたいと思います。

今回の札幌記念では、私はステラヴェローチェの単勝と複勝を1:2の比率で買いました。結果、圧倒的人気のプログノーシスは出遅れてしまい、展開にも恵まれずに4着敗退。ステラヴェローチェは3着に入りました。

プログノーシスが3着に入れなかったため、複勝は5倍を超える配当が付きました。ステラヴェローチェは4番人気でしたし、プログノーシスを切れて、洋芝と距離がどう考えても合わないシャフリヤールを切れば、3~5番人気のどの馬を選んでも的中でしたから、簡単な馬券だったと思います。

3.プログノーシスを切れた理由

それでは、私が圧倒的人気のプログノーシスを切れた理由は何か? 恐ろしくシンプルな理由で、「1番人気馬は自動的に切る」と決めているからです。

私は宝塚記念のドゥデュースも切れました。去年の有馬記念のジャスティンパレスも切れました。私がプログノーシスを切れた理由はたったこれだけのことです。度胸さえあれば誰でもできますよね(笑)。

4.1番人気を切るデータ的根拠

一応データ的な根拠もあります。本当のことを言うと、私はほかの人と同じ馬券を買うのが気に入らないし、配当が安いので、まったく何も考えずに1番人気馬は蹴とばしていますから、データなんて不要ですが(笑)。

今回のプログノーシスは単勝1.3倍でしたが、実は単勝1.3倍の馬が勝つ確率は64%しかないのです。ということは期待値=1.3×0.64=0.832。買い続けても勝てないわけです。なので、単純に1番人気馬を買うことは、基本的に勝てないことになります。複勝でも同じです。

そもそも、どんなオッズ帯でも「一切取捨選択せずに買い続けたら回収率はマイナスになる」というデータがあります(控除率から当然ですが)ので、これはまあ当然と言えば当然なんですけどね。

5.結局取捨選択が必要だが…

前述の通り、1番人気馬(ほかの人気でも)を無条件に買い続けるのはマイナスにしかなりません。なので、単勝を買ってプラスを出すなら、勝つ時を狙い撃つ必要があります。しかも、1番人気は馬券が的中してもオッズが低いので、それなりに高い精度で単勝を当て続ける必要があります

でも、1番人気馬が勝つ時を高確率で狙い撃つのって、すごく難しいと思いませんか? 圧倒的な1番人気って、ほぼ飛ぶような不安点が無いからそういう人気になるわけですし、考えれば考えるほど1番人気馬が1番にゴールを駆け抜ける未来しか見えなくなると思います。

でも、そんな馬でも簡単に飛ぶのが競馬です。今回のプログノーシスみたいに、出遅れるとか、ペースが向かなかったとか、体調が万全ではなかったとか、不利をうけるとか、実はそこまで強くなかったとか、極論を言えば理由が無いけどなんとなく負けたなんてこともありますよね。

いかに1番人気馬を取捨選択することが難しいかがわかります。

6.だから1番人気は無条件で切る! 1番人気を切るメリット

今まで書いてきたように、1番人気は期待値もオッズも低いのにも関わらず、取捨選択が難しい存在ということになります。そして、取捨選択が難しい1番人気と付き合っていく一番いい方法として私が考えたのが、「1番人気は無条件に切る!」ということなんですよね。

1番人気を切るメリットとして、以下のことが挙げられます

Ⅰ:本命馬を選ぶ際に比較が簡単になる
Ⅱ:馬券を的中させる頻度が少なくてもトータルプラスになる

まずⅠの説明から。1番人気を選択肢に残してしまうと、どうしても本命馬に1番人気を選ぶ可能性は高くなります。今回の札幌記念にしても、1番人気プログノーシスと4番人気ステラヴェローチェを比較すれば、プログノーシスを選んでしまう人がほとんどなんじゃないでしょうか。

その点1番人気をハナから選択肢から除外すれば、前述したとおりステラヴェローチェを選ぶのはそれほど難しくないのではないと思います。

次にⅡの補足です。1番人気を除外すれば、本命馬は当然1番人気ではないので、それなりにオッズがつきます。オッズがつきますから、トータルプラスにするために必要な的中頻度は1番人気を買う時に比べて少なくて済みます。平たく言えば、たまに当てればトータルプラスになります。

例えば、私がよく買う単勝10倍前後の馬の場合、9回に1回的中させれば、計算上トータルでプラスになるわけです。その点、単勝1.3倍の1番人気を買い続ける場合においては、6回中5回のペースで当て続けないといけません。さすがにこれは難しいと私は思います。

7.それに…

ここまで1番人気を無条件に切るメリットを書いてきました。異論反論たくさんあるかと思いますが、コメントなどで教えていただけたらと思います。

ただ、私はとても天邪鬼でもありまして。ほかの人と同じ馬券なんて買いたくないです(笑)! 1番人気なんてみんなが買ってる馬券です。そんなのつまらないじゃないですか。

私はこれからも人と違う馬券で勝負します。しかもそれが年間トータルプラスに近づく道なのですから、競馬って本当に楽しいですよね!

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