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最後?の罵倒グラチャン見てきた

今回で年間イベントとしては最後となる「罵倒」。「またいつか見れる日が来たらなあ」という気持ちで、ちょっと違った視点でレポートを書いてみたいと思います。

バトルの内容は、発売されるDVDや、当日の実況ツイート等で知ることができます。(みんな違法動画上げちゃダメですよ)あまりこのレポートには期待しないでください笑

◆「渋谷って混むよなあ」という人に◆

渋谷、混みますよね。自分は人ごみが苦手なので、なるべく人ごみを避けられる道を使って会場に行くようにしています。

とにかく、井の頭線の方面に向かうといいルートにたどり着けます。で、↓のマークシティへ。

4階のレストラン通り。余談ですが(やや高めの)珍しい飲食店や、スタバ等のカフェもあるので、早くついてしまった人の時間つぶしにももってこいです。

なかなかトイレが借りられない渋谷にあって、広いトイレもあるし。

このレストランフロアを突っ切るとなんと(これも余談ですが、酒買うコンビニはこの中のファミマが圧倒的に空いてます)外に出られるという…。

↓ここに出られるんですが、わかりますかね?これは道玄坂付近の会場(VUENOSやHARLEM)に行くときにも便利なルート。

◆手作り感もありワクワクさせる会場◆

上野のキャッスルレコーズが主催するイベントだけあって、物販の品揃えが豊富。今回出場のMCの音源を取り揃えるほか、大きなMCバトルの大会のDVDなども。

写真撮り忘れてしまったのですが、フードはローストビーフとポテトのサンドが売っていて、とても気になりました…。

主催の横断幕と、協賛のG-SHOCKののぼりが何とも印象的。スタッフ総出でやったんだろうなと感じさせる(イベント会社を絡めてなさそうな)運営が、なんとも言えず好きなのです。

↓トーナメント表がスクリーンに映し出されるの、かなり助かりますね。あ、でもタイムテーブル欲しかったかも…!

あと、ダンジョンの収録以上の長丁場になりますので、イスがあれば持ってった方がいいですね。(いろんな大会に応用可)

◆神も手を貸した大舞台◆

オープニングライブは罵倒伝二代目(椿さん、$ivaさん、T-TANGGさん)。最後の罵倒にふさわしいメンバーでした。罵倒サイファーでの敗北から這い上がってきた経緯も含めドラマチック。

ライブでは他にも、チプルソさん、鬼さんといった渋いメンバーが見られました。罵倒がなくなることで、今後この人選はなかなか見られなくなるのかと思うと、少し寂しいですね。

先攻のバース中は、赤の照明(↓画像は1回戦はなび VS Venom)

後攻のバース中は青の照明で照らすことで、会場の後部にもわかりやすい運営がされていました。(↓画像は2回戦SNAFKN VS 崇勲)

今回は「神様」が関わっていたのではないかというトーナメントのくじ結果。スタイルが噛み合う試合や、逆にスタイルウォーズをしっかりと見せてくれる試合、名前が似ていることをうまく持ち出している試合があり…

過去最高の大会になっていると思うので、ぜひDVDでチェックしたいです。

決勝は輪入道 VS SNAFKN。ふたりの対決はUMBや罵倒で何度かありますが、いずれもベストバウトを残していますね。

↓自分が「無音MC BATTLE」を開催するきっかけになった、決勝の2本目。この時間が実は一番好きなのです。

韻やリズム感でグルーヴを作りながら1分を使うスナフキンさん、誰もついて来れないくらいに早いのにしっかりと内容が聞き取れる早口で内容を詰め込む輪入道さん。それ以上に、ふたりとも言葉の内容が重すぎて終始食らっていました。

この1分アカペラが引き分けに終わったこともあり、罵倒史上初の4本目まで勝負がもつれ込みました。これも感動的。

そして…優勝は輪入道さん。もう3度目なんですね…。本当にかっこよかった。

◆いやコレなくなったら嫌だわ…◆

率直な感想で「この大会がなくなったら寂しい」と思います。ケンカ寸前の小競り合いが起こることを含めて、これだけ熱い試合が見られる大会はなかなかないからです。

「罵倒の舞台だから言うこと」、「罵倒じゃなきゃ言えないこと」、「罵倒になるといつも以上に強い人」といったドラマは、自分にとってはどこを見渡してもありませんでした。

まだまだプレイヤーとして半人前の自分も、この舞台にだけはどうしても立ちたかったです。

いつか、どこかで、罵倒がまた見られることを願って…努力を続けたいと思います。

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