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僕たちは花

それぞれの種に
たった一つの理由と
数え切れない時節が
繋がりを思い出させようと

雨が降ったり
風が吹いたり
陽光が差し込み
月明かりがぼんやり

踏まれてばかりで
枯れてしまいそう
歌になるなら
意味もあるかと

気付かないけど
聴いていたい声に
いつだって語りかけて
僕たちは花を咲かせる

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール