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宇宙の望遠鏡

遠くばかり見ているんだ
それも近くの遠くじゃなくって
遠い遠いもっともっとの向こう側
遥かな遠くにある始まりの頃

誰だってワクワクするさ
時を超えたまんまの姿が
現実として目の前に現れる
終わりなんて見つかりもしない

ああだこうだ語り明かそうが
誰も責任なんて取りゃしない
結局わかりそうでわからないこと
ミステリアスな恋物語の結末か

宇宙の望遠鏡を覗きながら
僕は生きていたい
きっとそのはずだ
なのに違う事も考える

やっぱり見詰めなきゃいけないんだ
目の前にあるんだから
僕の姿もそのまんま
君の姿もそのまんま



やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール