平成30年度 技術士一次試験 衛生工学部門択一問題 解答と解説

平成30年度技術士二次試験衛生工学部門 択一問題の解答と解説です。
お役に立てれば幸いです。
なお、衛生工学は勉強中のため、間違いがあればご指摘いただけると幸いです。


問題1

 遮音に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

① 床の重量衝撃源に対する対策は,床仕上材であるカーペットや畳などの緩衝性の材料が効果的である。
② 透明ガラスを2重~3重にはめ殺しにした遮音窓は,できるだけ空気層を厚くとり,その吸音特性を空気層の共鳴周波数に同調できるとよい。
③ コインシデンス効果を生じる周波数は,入射波の角度が90°のときに最小となる。
④ 壁体の面密度が2倍あるいは周波数が2倍になるごとに,透過損失は6dB増加する。
⑤ JIS A1419-1に定める遮音等級において, D-55はD-40よりも遮音性能が高い。

ここから先は

17,413字

¥ 600

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?