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アーマッド・ジャマルの素晴らしさ

こんにちは❗️京平です。

今回はピアニストのアーマッド・ジャマルについて語っていきます。

「空間のピアニスト」と称されるほど、間の取り方が上手い。そして、ここぞというポイントで美しいリフをフッと紡ぎ出す。

マイルス・デイヴィスが惚れ込んだ訳がわかりますね。
手垢に塗れたスタンダード曲も彼のてにかかれば空間に音を「置いていく」芸術へと昇華する。

時折、ミニマル・ミュージック的なモチーフの反復を用いてリラックスしながら演奏しているのが伺えます。

ピアノトリオに関しては、活動初期のベーシストのイスラエル・クロスビー、ドラマーのヴァーネル・フォーニアとのアンサンブルが最高です。

彼の代表作と言えるレコーディング「But not for me」もこのメンバーです。

実は彼、アメリカ🇺🇸合衆国のペンシルベニア州、ピッツバーグ生まれですが、音楽活動の大半をシカゴで行っています。
マイルス・デイヴィスからの誘いも「シカゴから離れたくない」という理由で断っているんですよね…。

そんな保守的なアーマッドさんですが、京平は大好きです。
彼らのレコーディングを流すだけで、計り知れぬリラックス空間を創造してくれます。

では、また❗️京平でした。