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【S22最終717位(R1957)】壁・積・詰〜かべつみつみ〜

こんにちは。

シーズン22で2回目の最終3桁を取ることができたので、構築記事として残します。

私の選出とプレイングが微妙だっただけで、構築は結構強いと思います!

ぜひ見ていってください♪


結果


誕生日と同じ順位!



構築経緯

ガチグマ(赫月)+アロキュウ+セグレイブ

話は、葉桜杯で対戦して、後に優勝したZeonさんのガチグマ(赫月)+アロキュウ+セグレイブに完封されたところから始まる。

襷ガチグマの初手性能の高さ、アローラキュウコンの上からのスイープ性能&壁のサポート性能、電気テラスセグレイブの技範囲&つぶてでの全抜き性能に感動し、軸とした。

カイリュー

壁+積みの対策である、天然勢(ラウドボーン、ヘイラッシャ)や鉄壁勢(アーマーガア、キョジオーン)に対する対策として、渦カイリューを採用した。隠密マントで採用することで、オオニューラやキョジオーンにも強くした。

コノヨザル

軸の3体で持久力ブリジュラスがきつかったため、チョッキコノヨザルを採用した。ボディプが無効なため、ドレインパンチを連打できるし、チョッキのため相手のラスカノや流星群といった特殊技をふんどのこぶしの火力アップにつなげることができる。また、型を工夫することで、軸できつい、ラウドボーンや壁+ウルガモスにも強くなった。

この枠は、デカヌチャン杯TripleNにダイブアオさん、しょうさんと出た時に教えていただいた、感謝!

サザンドラ

特殊の積み&詰ませ枠がほしかったため、サザンドラを採用した。毒テラスたくみ挑発とすることで、グライオンに無限に後出しできるようにした。また、ママンボウ+眼鏡ドラパルトにも強い(と思ったが微妙だった)

コンセプト

・壁貼って、積んで、詰ませる

個体解説

ガチグマ(赫月)

準伝に最も近い一般枠


ガチグマ(赫月) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: はがね
特性: しんがん
性格: れいせい
219(244)-90-142(12)-205(252)-85-51 *S0
ブラッドムーン / だいちのちから / しんくうは / ほえる
調整
HC:特化
S:ママンボウ、アマガ抜かれ&トリルガチグマと同速勝負できる最遅

技構成
タイプ一致技の「ブラッドムーン」「だいちのちから」は確定。先制技「しんくうは」はタスキ枠や頑丈ブリジュラス対策で採用した。「ほえる」は2体目で出てくるクエスパトラやウルガモス、カイリュー(竜舞/ラムのみ)、といったポケモンに対して効果的だった。ガチグマ(赫月)の起点回避をあくびのみと想定している構築に刺さった。

持ち物
気合いの襷。アシレーヌの「うたかたのアリア」やサーフゴーの眼鏡「ゴールドラッシュ」といったガチグマ(赫月)を一撃で倒す技に対して行動補償を得ることができる。

テラスタイプ
鋼テラス。ガチグマ(赫月)の「ブラッドムーン」やカイリューの「飛行テラバースト」といった技を緊急で耐えたい時に切った。ガチグマ(赫月)の1ターンは相手にかける負荷が大きいので、耐性テラスは強いと思う。しかし、格闘打点が元のタイプと一貫するなど正直微妙。
途中まで特性と合わせてドーブルバトンに強くなれる草テラスを使っていた。

アローラキュウコン


キュウコン(アローラ) @ ひかりのねんど
テラスタイプ: ゴースト
特性: ゆきふらし
性格: おくびょう
179(244)-64-96(4)-102(4)-121(4)-177(252) *A0
ムーンフォース / こごえるかぜ / アンコール / オーロラベール
調整
H:特化
S:最速ガブリアス抜き&アローラキュウコンに同速勝負できる最速
特に耐えたい技が見つからなかったのでHS特化

技構成
タイプ一致技の「ムーンフォース」とコンセプトの「オーロラベール」は確定。氷技は「こごえるかぜ」を選択。S操作が行えるので、「アンコール」と合わせた起点回避性能が強力。例えば、カイリューやガブリアスの「竜の舞」、ジャラランガの「ソウルビート」などS上昇で「アンコール」を拒否しようとする積みアタッカーに刺さった。

テラスタイプ
ゴースト。「かわらわり」を透かせる、「しんそく」を透かして「アンコール」するなど、有用だが、セグレイブやコノヨザル、サザンドラにテラスを切りたい試合が多く、ほとんど切らなかった。

セグレイブ


セグレイブ @ いかさまダイス
テラスタイプ: でんき
特性: ねつこうかん
性格: いじっぱり
191(4)-216(252)-112-72-106-139(252) *C0
つららばり / テラバースト / つるぎのまい / こおりのつぶて
調整
いじAS
特に耐えたい技が見つからない&抜きたい相手が見つからない&高火力は乱数の絡む全ての相手にいきると考えたので、いじAS

技構成
タイプ一致技として、カイリューやミミッキュ、タスキ枠に強い「つららばり」を採用した。氷打点との範囲補完が優秀な「電気テラバースト」、壁下で積んで詰ませる「つるぎのまい」、全抜き性能を上げる先制技「こおりのつぶて」を採用した。

テラスタイプ
電気。電気+氷の範囲の広さはもちろんだが、マヒを拒否できるので、特性のやけど無効と合わせて、状態異常を拒否できるのも偉かった。

コメント
ブリジュラス(ほぼ持久力と思ってる)、ラウドボーン、ヘイラッシャを見ると投げにくいため、最後の方はほとんど投げられなかったが、最終戦は全抜きで期待に応えてくれた!

カイリュー

使わない方に理由が必要


カイリュー @ おんみつマント
テラスタイプ: フェアリー
特性: マルチスケイル
性格: おだやか
197(244)-138-134(148)-121(4)-143(76)-105(36)
ほのおのうず / りゅうせいぐん / アンコール / はねやすめ
調整
HD:11n
S:準速ガチグマ(赫月)抜き
B:余り

技構成
「ほのおのうず」「アンコール」「はねやすめ」までは確定。残りはヘイラッシャなどに対して渦1回で突破が狙える「りゅうせいぐん」を採用した。

持ち物
おんみつマント。「しおづけ」「フェイタルクロー」「ルミナコリジョン」だけでなく、「サイコノイズ」(ドータクン)などにも強くなった。

テラスタイプ
フェアリーテラス。スケイルショットをアンコして流せるのが偉い。あと、弱点が少ないが、裏からのオオニューラやサーフゴーがきつくなるのが残念。水、フェアリー、鋼から選択と思う。途中まで水で使ってた。

コノヨザル


コノヨザル @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: ほのお
特性: やるき
性格: いじっぱり
217(252)-173(180)-107(52)-49-111(4)-113(20) *C0
ふんどのこぶし / ドレインパンチ / がんせきふうじ / かわらわり
調整
S:準速アシレーヌ抜き
HB:オオニューラのシャドクロ×2 瀕死率43.75%

技構成
タイプ一致技の「ふんどのこぶし」、「ドレインパンチ」は確定。ウルガモスに押す&行動回数確保の「がんせきふうじ」、壁展開を破壊する「かわらわり」を採用した。この2つの技はほとんどケアされなかったので特定の構築にぶっ刺さった。

特性
やるき。あくびループの一貫切り。炎テラスと合わせてラウドボーンに対して無限に居座りを可能にする。

持ち物
とつげきチョッキ。あらゆる特殊ポケモンに対して、「ふんどのこぶし」の火力アップ&詰ませを狙える。

テラスタイプ
炎テラスはフェアリー打点の半減だけでなく、やけど無効が偉い。とつげきチョッキと合わせて、炎テラスを切ることで、鬼火ウルガモスや鬼火ラウドボーンに対して無限に居座り、「ふんどのこぶし」の火力アップにつなげることができる。
ただ、裏からのカイリューやガブリアスの「じしん」抜群が痛く、全抜き性能が下がるのが残念。

サザンドラ


サザンドラ @ たべのこし
テラスタイプ: どく
特性: ふゆう
性格: おくびょう
197(236)-99-111(4)-147(12)-111(4)-165(252) *A0
あくのはどう / テラバースト / わるだくみ / ちょうはつ

技構成
タイプ一致技の「あくのはどう」は確定。サブウェポンは悪タイプ半減のアシレーヌ、マリルリ、妖テラスラウドボーンに押す「毒テラバースト」、積んで詰ませる「わるだくみ」、グライオンやラウドボーン、ヘイラッシャに押す「挑発」を採用した。

持ち物
ママンボウの「クイックターン」やオーロンゲの「ねこだまし」などの細かい削り&TOD戦法に対する対策として残飯を採用した。

テラスタイプ
グライオン対策なので、鋼タイプと毒タイプの選択だが、裏のオオニューラ、鉢巻マスカーニャ(けたぐり)を意識して毒テラスで採用した。
ただ、ママンボウ、グライオンの裏にいる、眼鏡ドラパルトがきつかったりするので、微妙。

選出



対ガチ+カイ+サーフ/スタンパ

・ガチグマ(赫月)+アローラキュウコン+コノヨザル
ガチグマで相手の初手ポケモンを対面突破orガチグマで削ってアローラキュウコンでスイープする。アローラキュウコンで壁を貼って、コノヨザルで詰ませる。

・ガチグマ(赫月)+アローラキュウコン+セグレイブ
ブリジュラスがいないorブリジュラスが頑丈ステロと確信できた場合(例えば、めちゃくちゃステロ撒きたそうな構築なのにステロ撒きがブリジュラスのみなど)
アローラキュウコンで壁貼って、セグレイブで剣舞して全抜きを狙う。

対ブリジュラス(ステロ)+イエッサン+オオニューラ/サイコフィールドパ

・ガチグマ(赫月)+アローラキュウコン+コノヨザル
ガチグマ(赫月)で「だいちのちから」+「しんくうは」でブリジュラスを突破する。イエッサン相手にアローラキュウコンで壁張る。コノヨザルでオオニューラを突破する。

対ニョロトノ+イルカマン+ブリジュラス(エレビ)/雨パ

・サザンドラ+アローラキュウコン+@1
初手イルカマンにサザンドラを合わせて「わるだくみ」から入る。サザンドラの水半減とアローラキュウコンの特性(天候上書き)をいかす。

対ママンボウ+ドラパルト/攻めサイクル

・アローラキュウコン+セグレイブ+コノヨザル
初手アローラキュウコンで壁張る。セグレイブ/ママンボウ対面を作って、剣舞から全抜きを狙う。エルフーンがいる場合はセグレイブでテラス切らせてコノヨザルで突破を狙う。また、ママンボウのクイックターンにコノヨザル引きを合わせて、「ふんどのこぶし」で全抜きを狙う勝ち筋もある。

重いポケモン



・バンギラス

アローラキュウコンに後出しされて「オーロラベール」を阻止される動きがきつい。「はたきおとす」がこちらの交代先にめちゃくちゃ入るのもきつい。

・炎ケンタロス

アロキュウ絶対許さないマン

・ママンボウ+ドラパルト

特性すりぬけ&眼鏡の高火力&高耐久対面操作がきつい。

・クエスパトラ

メンタルハーブがきつい。あと、なんか固すぎる。

S22振り返り

S22は飛躍のシーズンになった。

・9月2日頃
初の瞬間2桁を達成した。

超有名TNかつりくつさんと対戦できた。

ポケモンをやる上での目標を2つ達成できた。

・9月10日頃
初の葉桜杯予選抜け(しかも2回)&ベスト4を達成!

惜しいとこまで行ったことさえなく、いつも惨敗していたので、嬉しかった。

・9月20日頃
めちゃくちゃ苦戦して、しんどかった。

レートが伸びない日が10日くらい続いて、サブロムが5桁まで落ちた。

・9月30日〜10月1日
昼14-6
夜7-7
朝7-2

昼から夜にかけて、負けている対戦は、運負けorプレミor相手の弱い行動がこちらの行動に強かった ということに気づき、「この構築は強い」と確信した。

この構築なら少なくとも勝ち越しはできる、と朝5時に起きた時に思い、1ロム特攻した。

朝8時には700位台で2回目の最終3桁を確定させたので、撤退した。

最終3桁はS19に受けループで取っただけだったので、普通の構築では初めてということで、嬉しい。

構築は5桁をうろうろしてた時とほとんど変わらないので、構築、選出、プレイングを磨いていくことが大事と思った。

具体的には、

・択の整理(相手の行動に対して期待値の高いこちらの行動を考え見つける)

・選出択になりにくい型&選出

・負けても良い構築(数少なく、対策が難しい構築)

を考えること、用意すること。

最後に

今期は中盤ダメダメすぎたので3桁で保存してしまいましたが、S23もレート2000目指してがんばります。

Twitter(@kyogre_poke)フォローしてください!

レンタルはそのうち消しますが、コメントかTwitterで連絡いただければ、レギュH期間内であれば、再発行します!


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