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"京都観光らしくない"京都散歩

7月16日

拝啓

連日雨の続いた京都でしたが、この日は曇り時々快晴でした。

朝から大文字山登山をして汗だくになり、天下一品の総本店にて昼食を食べた。大文字山から見る景色は、この京都旅行の中ではもっとも壮大であったし、天下一品の総本店で食べたラーメンは、豚骨ラーメンとは違うコッテリ感で形容しがたい美味しさであった。

京大の先輩に誘われて、夜ご飯をおご馳走になった。待ち合わせは「クスノキ」である。

実は先輩に誘われた1時間ほど後に、例の京大のお姉さんにご飯に誘われたのだが、敢なく断った。お会いしたことは無いが、どうも音楽などの趣味の合う方なので次に京都に行く時には必ず声をかけようと思う。(今回はお忙しそうなのを言い訳に勇気を出せずにこちらからお誘いできず、しかも結局お誘いいただくことになり、恥ずかしさのあまり、いっそ鴨川に沈めてくれ!と願うことになった)

ハイライトという定食屋さんに連れて行っていただいたのだが、美味しいのはもちろんのこと、とても量が多い。幸いお腹が空いていたので食べきれたが、ご飯を大盛りにしていたら涙を流しながら食べることになっただろう。味は大学生が一番好きな濃いめの味付けでチーズがたっぷり乗っていて最高だった。大学生のことをよく分かっている。

そこそこの大食漢の方にはぜひご飯大盛りに挑戦していただきたい。

というわけで先輩と京都に別れを告げ、夜行バスに乗車した。

今回の京都旅行は「散歩」を目的としていたので、特に目玉の観光地は行かずに京都市民が散歩で訪れそうな場所を選んだつもりだった。

結果として、たまたまご飯の時に先輩から「大文字山とか登ってたし、観光というより京大生みたいな過ごし方よね笑」と言われた。傍から見ても目的を達成していたのかもしれない。大満足である。

さて、京都では様々なことに触れた。挙げるとすれば自然や宗教、人、福岡には無い文化などであろうか。どれも新鮮で、少なくとも私の刺激になり、下手をすると私の培ってきた考え方を一変するようなものもあった。

やはり、1人で散歩することを目標とする旅は私に合っているのかもしれない。次はどこへ行こうか。あなたも一緒にどうですか?


敬具

用意周到に旅程を組むことが出来る(あなた)様

行き当たりばったりの私

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