ローン返済方法(元利均等返済)とは?

本記事ではローンでお金を借りた際の返済の方法について簡単にまとめます。

まず最も一般的な方法は元利均等という方法です。
元利均等にすると月々の支払い額が固定になります。
月々の支払い額が変わらないことで返済計画を立てやすいため特別な理由がない限りは元利均等で返済計画を立てるのが望ましいでしょう。
(注意点として元利均等とは別の元金均等返済という方法と比較すると支払う利息額が最終的には少し多くなるというデメリットがあります。返済方法を考える際には返済計画の立てやすさと最終的な支払額を天秤にかけることになるでしょう。)

では具体的にはどのようにして月々の返済額を算出するかを見てみましょう。Wikipediaを見るとどのような数式を使用すればよいかが記載されています。


P: 月々の支払額
S: 借入金額
r: 金利(年2%なら0.02 / 12)
n: 支払回数(5年なら60回)
を表します。

例として1000万円を年2%で借り、5年で元利均等で返済する場合を計算してみましょう。月々の支払額は以下のように175277円になります。

必要な情報がそろっていれば一瞬で月にいくらずつ返済すればよいかがわかりますが、もちろん毎回手計算する必要はありません。インターネット上で『元利均等返済 シミュレーション』などと検索すればすぐに算出できます。例えば以下のサイトでシミュレーションすると上の計算結果と同じ値が表示されます。


シミュレーション結果イメージ(出典:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/sikin/menu/kinri_main.cgi)

この記事の情報はあくまで元利均等を知らない人に向けて簡単に説明したものであるため実際に返済計画を立てる際には返済方法などに詳しい方と相談したうえで返済計画を立てることをおすすめします。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%88%A9%E5%9D%87%E7%AD%89%E8%BF%94%E6%B8%88
参考:https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/sikin/menu/kinri_main.cgi


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