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28歳になっていたこと


ここ数年、自分の誕生日には誕生日会をすることが当たり前になっていた。
自分の誕生日の日に、その時に仲のいい人たちときた人たちみんなが楽しめる時間をつくる。そしてありがとうと伝える。
誕生日が大好きだ。

今年は誕生日のある週に大きなイベントを控えていたので、誕生日会をやらないことを決めていた。僕の誕生日を覚えてくれている友人たちは今年は何をやるの?なんて聞いてくれて、今年はやらないんだよねってことを伝えていた。

大きなイベントがあるからそれに携わってくれている人たちに不誠実だと思ったし、誕生日会をやるならちゃんとやりたいから、ちゃんとやれないんだったらやめとこうと思って。
そういうとみんな納得してた。

facebookの誕生日の表記を消してみた。
いつもはなんとなくとっていた誕生日のお休みも、休むことなく仕事に出てみた。

驚くほどに当たり前の1日だった。
日南にいる知人たちは僕がこの時期に毎年誕生日会をすることも知らないし、もちろん、今日が誕生日であることも知らない。
facebookの表記を消すと、静かに1日が過ぎる。
とは言っても、僕も人の誕生日を覚えてなんかいなくて、そりゃそうだよなと思う。

夜はちょっと特別っぽいものでも食べようかと思ったが、高いお店に1人で行きたいとも思わないから、とりあえず回転寿司にいってちょっと食べ過ぎるぐらい食べて、めっちゃさみしいやん、これ、ってなった。雨が降ってた。
流石に、誰か誘ってご飯に行けばよかったとは思った。


毎年毎年、もうこんな年齢になったのか。なんて思う誕生日。
「もうこんな」なんて思うのは、自分が描いてたその年齢はもうちょっとしっかりしてるはずだった、ということからだろう。
しっかりはしてないけど、大変なことも多いけど、想像もつかない楽しい日々を過ごしていることは確かで、想像のつかないこれからの未来にも希望しかない。


地域おこし協力隊の任期は1年。
やがて8月も終わる。ということは1月から始まった僕の任期もあと4ヶ月。
想像を超えて上手くやれてることも、楽しいこともある。
自分の想定にたどり着けてないこともある。

なんだって、気づいたら枠の中でやってしまったりする。楽だから。
枠が見えた時、初めて枠の外の世界を知る。
もっともっと。そう思う。

来年も日南に、油津に拠点を置くと決めている。
なんとなく生きていくつもりはない。
来年も最高に楽しく生きる。

色々追いついていないことを追いついて追い抜いて、今年を終えよう。
一番近くにいる人たちを幸せにするということを忘れずに。

何かを忘れた時、間違えた時、伝えてくれる人たちが周りにいることが本当にありがたい。いつまでも甘えてるけど、それでも28歳としてやれてる。


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誕生日の2週間前ぐらいにうちで東京からきた友人たちとBBQをしていたら、東京からきた友人とさっきまでいなかった福岡にいる親友がケーキとプレゼントを持ってきた。
「今年はやらない」って言ってたことを覚えてたんだろう。
本当に気づかなくてびっくりして、リアクション薄くなっちゃったけど、あの日の空間大好きでした。
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やらなきゃいけないこと、やる。

期待されていること、応える。

次の自分を、つくる。

28歳はそんな感じでしょう。



僕のことを好きでいてくれる人たちが、それを色んな形で伝えてくれる。
受信する力も強くなってきてる気がする。いいことだ。

何も言わずに27歳にさよならしてたけど、28歳でもあらためてこんにちは。

いつもありがとうございます。
何をしてるからとか、何ができるからとか、関係なくて。
あなたがあなただから、僕はあなたのことが好きで仲良くさせてもらってます。


書くことを習慣化したいな。note書きたいなって漠然に思ったら、2ヶ月前のことを思い出した。
来年の誕生日会は、ぜひきてくださいね。

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