データサイエンスコモディティ時代

データサイエンスを生業にして現場からの所感を書いてみます。

比較的短期ー中期で起きることはデータサイエンスはどんどんツールに置き換えられるということ。B-dashとかCheapなものからアルタリスクやTableauもBIツールを超えてこの領域に入ってくると思われる。最近はSONYも出してきましたね。広い意味でツールといえばGoogleなども加わってきています。スタートアップもいまわんさか出ています。

そこで問題になってくるのが、データサイエンスコモディティだ。データサイエンスの民主化とも言いますね。民主化がいきわたるとどうなるか。

Pythonできます(どやぁ)

これはもう通用しなくなってくるのだと思います。

そんなことができなくても電子レンジのボタンを押すように、ぽちっとボタンを押したらコードを書かずして同じ結果を持ってくる文系マーケターが押し寄せてきます。現にもうあほ面してそこに立っています。

プロセスの説明ができないじゃないか、ということだがブラックボックス前提の世界でだれも十全に説明することなんてできない。程度の差こそあれ一緒。あとお客さんも今は「プロセス大事派」でも、AIとやらが実績を積んでくると、「AIが言ってるんだから」ということで折れてくる。それでたぶん上司に持っていく。

何が言いたいかというとプログラミングだけ出来るのではだめ。それは空気と同じような公共財になっていくので。

文系ノンプログラミングマーケターも危機感を大いに覚えるべしで、その喜々として使っているツールはクライアントも使っている。もしくは使った経験のある人だから、あなたの作業は基本、AIの結果を持ってくる運送業者でしかない。ポチポチおしてお客さんに届ける人生でいいのか。それはまぁ個人の自由か。

そんなデータサイエンスコモディティ時代に必要なものは次回投稿に必要あれば書きたいと思います。

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