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アンチフェミは弱者女性によって成功する

ネットでレスバを見た。

曰く、幼いころから自分の「好き」「やりたい」」を貫ける環境に育ち、夢を叶えた強者女性が、虐待家庭出身で何かを自主的にやることすら不可能だった弱者女性に対し、「自己責任」「やりたくなかっただけ」と切り捨てるレスバだ。

私はこのやりとりからアンチフェミは下層の弱者女性によって成功するだろうと確信した。

アンチフェミの金科玉条「女は共感性とかない」「女はサイコパス」「女は弱者が嫌い」「女は善悪と好き嫌いの区別がつかない」

こういう文言を上のレスバで強者女性が見事に「私がエビデンス」とばかりに証明してくれた。

彼女がなぜこんな無慈悲な振る舞いができるかと言えばやはりアンチフェミの言う通り強者である自覚がないからだ。
かつ、彼女は女でありながら自主的にやりたいことを貫き、そして成功したという強者男性と同じ経験の持ち主だ。
つまり彼女の意識は名誉男性である。

名誉男性女子にとって「家庭環境が悪く成功しなかった」女性は女々しい言い訳で、つまり女全体の株を下げているように見えるのだ。
自分まで(同じ女と言うだけで)こんな女々しい女と一緒にされたらたまらない。
その嫌悪感が善悪と好き嫌いの区別のつかない女特有の性質と混ざり合い攻撃へと向かう。

かくして弱者女性にやたらと厳しい強者女性の完成だ。

しかし、これは長い目で見ればよいことなのだ。
今はまだ大半の人がアンチフェミは所詮非モテ男の僻みとしか思っていない中で、徐々にアンチフェミ女性を増やすからだ。
アンチフェミは強者女性に「自己責任」と言う言葉でボコボコにされた弱者女性の耳元でこう囁けばよい。
「ほらね、地位や権力を得た女性たちはどうなった?君たちのような自分より劣位の女性まで攻撃しはじめたでしょう?」
「女性に社会進出や高等教育を与えた結果、一部の女性が得しただけで女性まで生きづらくなったよね。強者女性は弱者男性のみならず女性の敵でもあるんだよ。」
「途上国の女性を産む機械扱いする先進国の女たちをみてごらん。あなたは強者女性からそういう扱いを受けているんだよ。」

かくしてアンチフェミ女性の完成だ。

そして女性がアンチフェミになることには男性がそうなるよりも勝る点がいくつかある。

まずは単純に数が多い。強者女性というのはもちろん数が少ない。そして彼女たちが「自分より劣位の者が嫌い」という女の本能を男女どちらも相手に遠慮なく振りかざすのであれば、その武器で傷つけられる「彼女より劣位の女性」はその人の地位が高ければ高い程多い。これは強者女性が上昇婚本能により結婚できないという事実で説明可能だ。(弱者をいたぶりたいという女の本能を抑えられないことは。)
そして強固な男女平等レースから脱落していく女性たちが徐々に目立ち始めるにつれて、この層(例えば家庭に入るような)の女性は増えていく。

次にアンチフェミ女性は女性であるという点で、男性より厳しく女性を非難できる。現に私はnoteでもXでも容赦なくアンチフェミ思想を振りかざしているがいまだ炎上したことはない。(そして男性フォロワーがうなぎ登りに増える)(別に男のためだけにやってるわけじゃなく、社会のためで、かつこれ以上女全体の格を頭の悪い女強者女性に落とされると私まで割食うから)

そのうえ男性と違って性欲由来の優しさや甘さを、彼女たちは持たない。女を本気で殴ることに一切のためらいを持たない。

女は愛嬌のあるバカな女はキャラとして許容範囲ですが、愛嬌のない傲慢馬鹿女には一切容赦しません。単純な暴力ではなく陰口、疎外、根回し、それとない感じの遠慮等ありとあらゆる手を使って他のコミュニティへの押し付け合いドッジボールをします。

男性が女性の振る舞いを何一つ指摘、注意できないのならば強者女性に傷つけられた女性をアンチフェミに取り込めばよいのだ。
女の矛は女の盾を突き破る。

最後に、これが共同体存続のための最強ポイントであるがアンチフェミ化した弱者女性は、たとえ上昇婚本能を抑えずともマッチング相手が多い。
つまり子孫を残しやすい。
かくして最終的にアンチフェミは勝利する。

アンチフェミがやるべきことはフェミや強者女性義務を果たさない権力者の揚げ足取りやレスバではない。
「自己責任」「私は女だけど成功したもん」と恵まれた強者女性から「女を言い訳にしやがって」と殴られた弱者女性を味方につけることだ。

強者女性の傍若無人な振る舞いをさして、弱者女性に女に地位や権力を与えることがどれほど危険かをただ教えればよい。

ありがたいことに強者女性が男女問わずの弱者、自分より劣位の者を攻撃してくれたおかげで女性も強者女性のやばさには気づき始めているし、鼻をつまみながら離れ始めている。

この層をアンチフェミに取り込むのだ。
その果てにはおそらく「女性の社会進出や教育を制限する」政党が出て来たらこっそり票を入れる女性は少なくない。
誰も他の女から恨みを買いたくないから表向きは「女の子でも成功できる」を口にしつつ、物言わぬ投票箱に対してだけ「女子の社会進出、教育制限」をして欲しいと伝えるだろう。

SNS等でよく「女は優遇されても冷遇されても文句言うしかできない」と聞いたことはないだろうか。
あれはポーズも入っているのだ。
本当は自分は怒っていないのだが他の女性の目があるから表向き怒ったふりをしておく、という芝居をする女性がその中には多く含まれている。

もちろん怒ったふりで社会は動かないことに頼った上での単なるポーズだ。「ちゃんと強者女性の味方のふりして怒ってますよ」芝居だ。

昔の言葉に「女の言うことは聞かなくて良い」というものがある。これは正解だ。昔の人はちゃんと「女が本当に怒っている、意見を通したくて文句を言っているのではなく女性コミュニティの中の権力者、強者女性のご機嫌を損ねないためにお追従してるだけ」と見抜いていたのだろう。

「女賢しうして牛売りそこなう」という言葉がある。
女が賢ぶるとかえって馬鹿が露見する、というくらいの意味だがこれを上で述べた強者女性の振る舞いに当てはめて欲しい。
強者としての義務、弱者を包括するとか支援するとか、を何一つ果たさずただ強者男性の振る舞いのおいしい特権だけを「男が許されてるんだから」とつまみ食いする。
(確かに許されているのだが、それは彼らの弱者の包括という支払いあっての報酬だ)

賢い人間(強者男性)の振る舞いを都合の良い部分だけ真似ることで、自分も名誉男性だと思い込み、かつ女の本能から劣位の男女を見下し攻撃し始める。
そして周囲の人間が離れていくことすら気づかない。強者女性が結婚できないのは、こういう傲慢な振る舞いのせいでもあるのだが。

これが「女賢しうして牛売りそこなう」の真の意味だ。
現代ならさしずめ「女賢しうして身売りそこなう」かもしれない。

古の賢人の言葉は、その裏の裏の裏まで見通していくと外れたものはない。

読者の皆さんも、男性も女性トランスもXジェンダーも、古の賢者の女に関することわざをできるだけ学んで自衛しましょう。
絶大な権力と許され度数を持つ強者女性から身を守れる武器は言葉だけです。

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