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ふるさと納税は本当に得なの!?


#ふるさと納税の話

皆様の中には年末に向けて慌ただしくなっている方もいらっしゃるかもしれません。

ところで、「ふるさと納税はお済ですか?」

年末に向けてふるさと納税のCMや広告が増えてくることから、ふるさと納税という言葉を知っていても、未だにやったことないという方は少なくないかと考えています。かく言う、私も2008年に開始された制度ではありますが、5年前までふるさと納税をやっていませんでした。

やっていなかった理由として、「本当に得なの!?」という不安があったからです。昔から「うまい話しには裏がある」と疑い深い私には、このふるさと納税無条件に受け入れることができませんでした。
特にふるさと納税は、大雑把に言うと各自治体へ寄付金を支払った後に、翌年度のあなたの税金を減らしますよという制度なのですが、先に支払ったお金が本当に返ってくるの!?という疑いもありました。

でも、やってみてわかりました。ふるさと納税はお得です。全員が得するわけではないものの、毎年高い、所得税、住民税、社会保険料の控除の手取りで生活の苦しいサラリーマンが税金を減らすための数少ない手段でもあります。なので、一度やってみてください。とは、言ってもやっぱり本当に得になるのか不安かと思いますので、まずどういった形で寄付した金額が、あなたに還元されるのかついて、以下簡単に説明していきたいと思います。

例えば、あなたが2021年12月31日までにふるさと納税としてお肉を選び、26,000円をクレジットカード支払ったとします。
そうするとあなたは来月以降のカード引き落としの際に26,000円を支払わなければならないため、26,000円お金が減ることとなります。
その後、お肉が届きました。でも、ここで1つ疑問がわきます。「このお肉26,000円払うほど価値があるの?26,000円もあったら、もっともっといい肉が買えるじゃないの?」と・・・。そう思ったあなたは、その感覚は正しいです。

その肉は26,000円もしません。せいぜい高くて7,800円程度です。ですので26,000円を払っただけの価値は肉にありません。
「ほら、やっぱり得しないじゃないの!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと待ってください。支払った26,000円は直接返ってきませんが、あなたは、結果として24,000円分の税金減額を受けることができます。すなわち、7,800円のお肉を2,000円で買うことができたのです。では、具体的に、どのよう計算のもと税金減額が受けられるかを見ていきましょう。

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