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折原さんへのファンレターという名のレポ


先日の RADJAMが良かったので、NightOwlの折原伊桜さんについてもファンレター(ライブレポ)を残しておこうと思います。
私は推し以外にお手紙は書かない謎のオタクルールを持ってるのですが、彼女には伝えたい事が募りすぎて考えあぐねた結果、ここに残してみることにしました。

NightOwlのライブ自体はそれまでにも3回ほど、見れる機会があって、いずれもお目当てのグループと対バンが被っていたので、たまたまなのだけど...。華やかなグループだと思ったけど特に、折原伊桜さんにはビジュアルから醸される圧の強い美人オーラと、それを良い意味で裏切ってきたストレートな歌声の潔さに、初見の時から強い興味を抱いていた。

2度目に観た3月の新木場コーストのアイ甲で、特典会で初めましては済ませてきたのだけど、“初めまして”らしく緊張してしまい、予想通りといえば予想通りだけど、ライブの感想を細かく伝えることはできなかった。でも、ステージ上でのイメージより、幾分フレンドリーで話しやすい人だなぁというギャップを感じたりしていた。

翌月もお目当てとの被りがあり観れるだろうか、と楽しみにした矢先、緊急事態宣言によるイベントの中止と出演辞退。しばらく観れない期間ができてしまった。そんなほどよい飢餓状態もあって、6/20 RADJAMのタイムテーブルが発表されるやいなや「ようやく観にいける!」と期待が膨れ上がっていた。
お目当てのグループのステージが終わり、ふくふくの充足感と感動が冷めぬままの状態。
このイベント会場はステージが高いこともあり、前方ではなく後方で全体を見渡そうと位置どった。


SEが鳴り、順繰りに現れるメンバー。
ラスト1人を残しクラップが響く中、彼女は満を持して登場した。
余裕たっぷりの笑みを讃えて現れる姿が、彼女自身が称する通り正に″王”。

ステージの高みからフロアへ、ゆったりと緩慢に視線でフロアを撫でる。私の推しは絶対にやらない所作で、それだけで新鮮さが突き抜けて胸が高鳴った。

※事あるごとに推しと比較してしまうのは、私の習性であり愛でもあるので、どうか許してください。どちらが好き、どちらが良い、というわけではないです!


高らかに叫ぶのではなく、静かに名乗りあげてスタートするライブ。


これだ!!

彼女の「歌ってみた動画」でも感じていた静のトーンから始まり、最も強い見せ場に向かって加速的にクレッシェンドしていく感覚。
私の推しのスタイルである『初っ端から迸るエモーション』というタイプとは真逆の持っていき方だ。
冷たく硬い種が、種皮を破って茎を伸ばし枝葉を徐々に広げ、最後にようやく大輪の花が開く...そんな段階的なドラマチックさが一曲一曲に、そしてひとつのライブを通して、見えてくる。

※参考



今更ながらに気づいた事だけど、彼女が丸ごとサビを担うような大胆な歌割りが多い。劇的なサビに至り、双璧を割って0番にズンと立てば、もう彼女の独壇場。

...訂正、独壇場というと他のメンバーに失礼だ。手足先までカッチリ揃えられた4人のシンメトリーなダンスは、中央に聳える彼女の伸びやかな歌唱を最大限に彩っていた。

あんなに後方からみていても、いや後方から見たからこそ真髄が伝わる様な素晴らしいパフォーマンス、本当にありがとうございました。7月以降は大型のイベントが多くお目当てと被るイベントがいくつかあって、今から楽しみです。

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