溝上空弥 Kuya Mizogami

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ショパン=ゴドフスキー 練習曲No.1 を取り組む

この曲は右手アルペジオが特徴的なショパンのop.10-1を基に、さらに左手もアルペジオになっています。当たり前ですが、音が多くなります。ゴドフスキーの編曲法(この曲集の中には別々の曲を対等にミックスさせたものなど編曲と呼ぶには違和感のあるものもあるものの)は詳細まで見ると様々な特徴が見受けられると思うのですが、私の主観で総じて言うならゴドフスキーは常に加法の意欲を持って編曲していたということです。 弾いていると、もちろん腕は結構動かすものの、まるで全鍵盤が自分の手の2オクタ

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