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新潟競馬場

【注意】ご自由にお使いくださって構いませんが、時間を割いて作成している為、転載並びに悪用はご勘弁願います。

☆会場
芝外回りコースの1周距離2,223m、第4コーナーからゴールまでの直線659mはともに日本の競馬場で最長。内回りとダートはほぼ平坦ではあるが、外回りでは3コーナーに向けて2mほどの上り坂がある。また直線コースはスタートしてから200mまでが1mほどの上り坂となっている。
さらに第4コーナーが急なスパイラルカーブとなっていて、直線に向いた段階で馬群がばらけやすい傾向がある。この2つの特徴からもわかるように、基本的には差し馬有利なコースになる。
*要注意❗️
ただし、特定の条件下では先行馬が逃げ粘ったり、追い込み馬の脚が届いたりすることもあるので油断は禁物。開催時期、馬場状態等でかなりの外差し天国と化す場合も多々あるので注意必須。




*芝1000m
日本で唯一の直線コースのみのコース。スタート後に1mの上り坂でその後下坂。その後も緩やかに上下した後に最後の300mから平坦でゴールまで続く。
直線のみで約1000mと他コースと異なる特性が要求され、リピーターの好走が多いコース。
直線のみのコースでアップダウンもある特殊なコースだからコース巧拙が出やすい。
新潟芝1000mはやはり前有利。ただでさえ外にごちゃつくので仮に脚があっても抜け出せない(抜け出すコースロス)というレースは目立つ。まずはテンにポジションを取れる馬から馬券を検討するレース。圧倒的に外枠有利のコース。ただし人気にも反映されているから馬券妙味となると真ん中〜内枠となりこの辺りの選択が難しい。

血統からはロードカナロアが抜けて良い、スウェプトオーヴァーボードなどのダート短距離で良く走る血統も良績あり。騎手からは藤田菜七子、杉原誠人、嶋田純次騎手などが良績あり。*ミルファーム生産は注意が必要。
 

芝1200m
新潟芝1200mは内回りの芝コースで行われる。内回りはコースの高低差がほとんどないのが特徴。またスタート後の直線と最後の直線で約800m(全体の3/4)ありコーナーはかなりタイトになっている。逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りやすいコース形態になっている為、基本的には前に行ける馬から狙いたいコース。ただ追込み馬の勝率は他のローカル1200mよりも高いから頭の片隅には入れておいた方が良い。
血統からロードカナロア、ダイワメジャー、キングスベストが良績。騎手では三浦皇成、菅原明良、鮫島克駿、岩田望来などその年の参戦機会が多い騎手に良績が集まってる傾向有り。


芝1400m
内回りの芝コースで行われます。内回りはコースの高低差がほとんどないのが特徴。またスタート後の直線と最後の直線で約1000m(全体の7割)あり、コーナーはかなりタイト。
序盤にポジションを取りが厳しいコース。あまりここで厳しいラップになると辛いが、基本的には前に行ける馬から狙いたい。
血統からはリーチザクラウンが目立って良く、変わってる所では距離的に短いと思われがちな、ルーラーシップやハーツクライなどの活躍も際立っている。騎手からはMデムーロ騎手・福永騎手、津村騎手が安定の好成績。


芝1600m
ワンターンのマイルで約1200mが直線部分(向こう正面と最後の直線)となる。そのため隊列は決まりやすいコース。コースの高低差はほとんどなくそのコース形態から一定以上の足の速さが必要。直線が長いこともあり差し・追込みの勝率・複勝率・連対率が比較的高い水準となっている。積極的に狙う必要は無いがが率として他のコースよりも高いことは覚えておきたいところ。兎に角瞬発力がものを言うコースである事は間違いない。
血統からディープ、ロードカナロア、ノヴェリストやヴィクトワールピサ産駒が目立っている。騎手から戸崎騎手・福永騎手が安定。ルメールは参加こそ少ないものの来たときは物にするというイメージ。


芝1800m
ワンターンのコース約1400mが直線部分(向こう正面と最後の直線)となる。そのため隊列は決まりやすいコース。コースの高低差はほとんどなくそのコース形態から一定以上の足の速さが必要。
なぜか逃げ馬が不利なコースな。他のコース形態では大体「逃げ>先行>差し>追込み」という順番で勝率〜複勝率が良くなる傾向にあるが、このコースはそうでは無い。先行馬は有利は変わらないが逃げて好走した馬は選びにくいコース。ならびにクラス問わずコーナー部分に当たる中盤にラップがかなり緩むのが特徴。ここでラップが緩んで直線で早い時計が求められるというのが全体感の傾向。
血統からディープ、ロードカナロア、ハーツクライ等、騎手もやはりデムーロ、福永、菅原騎手等に良績。


芝2000m(内)
高低差がほとんどないのが特徴。直線の長い外回りとは違った適性が求められるので同じコースではあるが注意が必要。

新潟芝中距離コースにしては前有利で、逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りやすいコース。コーナー4つで減速することを加味すると基本的には前に行ける馬から狙いたい。
血統からはディープ以外ならエイシンフラッシュ、ルーラーシップ等、騎手からはここもデムーロ、岩田望、福永等主戦ジョッキーが目立つ。


芝2000m(外)
スタート地点は向こう正面右奥のポケット地点。2000mでコーナー2つのワンターンは日本で唯一。最初のコーナーまでおよそ948mと序盤の直線距離も日本最大。3~4コーナーはスパイラルカーブで直線までやや下り坂。直線はほぼ平坦。コース形態から一定以上の足の速さが必要。ここも逃げた馬は不利。先行馬から後ろを狙いたい。
血統からディープ、キンカメ、ルーラーと言った大種牡馬が多い。騎手からは戸崎とデムーロを軸に買っておいた方が良さげなデータ有り。他では丸山騎手も好成績。


芝2200m
内回りの芝コースで行われる。基本的に内回りのコーナーはかなりタイト。前有利だが差し馬まではチャンスあり。逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りがしやすい。サンプル数が少いが血統からはディープ、マンハッタンカフェ等、騎手から鮫島克駿、福永騎手が良績。


芝2400m
先行・差し馬が優勢。直線は長いとまでは言えないコースだが逃げ馬よりも差し馬が優勢になっている珍しいタイプの傾向。施行数も少ないから軽くだけ触れて置きます。
血統からディープ、ルーラーなど、騎手から石橋、丸山騎手などが良績。


ダート1200m
最初のコーナーまでおよそ525mあり1200mとしては序盤のポジション取りの距離がある。3~4コーナーはスパイラルカーブでほぼ平坦。コーナーはタイト。
最後の直線は約353mとダートとしては平均的ややや長め。夏開催(中央4場所以外)で1200mが組める唯一のコースのため夏に関しては1200mを求めてくる馬がこぞってやって来る。
やはり前有利。逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りやすいコース形態だから基本的には前に行ける馬から狙いたい。
血統からサウスヴィグラス、ヘニーヒューズなどの砂の王道血統が良い、スクリーヒーロー産駒も何故か良績有り。騎手から菜七子、菊沢一樹、武藤雅騎手達の若手が目立つ。


ダート1800m
コーナーを4回のオーソドックスなコースとなるがコースの高低差がほとんどないのが特徴。(平坦では無い)。直線部分が比較的長くどのコーナーもかなりタイトだからコーナーの巧拙は求められる。逃げ馬・先行馬が序盤にポジションを取りが厳しい。あまりここで厳しいラップになると辛いがコーナー4つで減速することを加味すると基本的には前に行ける馬から狙いたい。
血統からはゴールドアリュール、ロージズインメイ、キンカメなどが良績、騎手から内田騎手・鮫島騎手が上位。斎藤新騎手も他のコースと比べて良い傾向有り。


ダート2500m
コーナーを6回のコースとなりますが、コースの高低差がほとんどないのが特徴。こちらも施行数少ないので血統、騎手などのデータ出せる程のものが無い為に割愛します。



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