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チョコミントに対する考察《こうさつ》

最近、チョコミント愛好家あいこうかの代表的な人物である歌手IUが「チョコミントから歯磨き粉はみがきこの味がする」と発言して非難された。以前、IUは「チョコミントの味を楽しめない人たちは気の毒だ」という発言をしてチョコミンとを支持する姿を見せてきた。だが、最近、あるパン屋で買ったチョコミント味のパンを食べた後、ひどい歯磨き粉の味を感じたと告白した。今回、IUの発言が人々の間で大きな話題になったが、その理由はチョコミントは普段人々の間で好みが極端きょくたんに分かれる難題だからだ。私もこの問題に対してチョコミントは歯磨き粉の味だ!という反チョコミント派だけど、こういう非難にもかかわらずチョコミントは結局、ソジュ(韓国の代表的なお酒)市場まで浸透しんとうしてしまった。私は飲食市場を荒らしているミントを誰が最初に発見し、どうやって今まで発展してきたのか気になった。なので、今からミントの歴史や発展過程について調べてみることにした。

ミントの由来ゆらいは古代ギリシアの時代にさかのぼる。ミントの名はギリシャローマ神話の神、ハーデースと不倫ふりん相手だった妖精ようせい「ミンテ」の名前から取ってきた物で、腹痛と胸の痛みに優れたすぐれた効能を持って薬草として使われてきた。1750年、英国から本格的に栽培さいばいされ初め、大衆的たいしゅう香辛料こうしんりょうとなった。そして1973年、英国でエリザベス2世の娘であるアン姫のデザートコンテストから「ミントロイヤル」とういうチョコミントアイスが優勝して、大衆たいしゅうにミンとチョコが初めて紹介された。後で、べスキンロビンスが韓国に入って韓国にもチョコミントが国民たちに知られるようになった。韓国ではガムや歯磨き粉などに含まれる香りとしてミントが導入どうにゅうされて、多くの人々に嫌われてきたが、しだいに、マニアそうができて、今はいろんな企業がマカロン、ケーキ、しかもソズまでチョコミント関連食品を出している。

 それならミントに対して回りの人たちの認識にんしきはどうか気になって、知り合いたちと話してみた。チョコミントに対する評価ひょうかは以外だった。「嫌いだ」という反応と「好きだ」という反応がほぼ同じ割合わりあいに出た。嫌いな人は歯磨き粉の味がして好きではないという評価ひょうかが支配的で、好きだという人はすっきりした味がして好きだと言った。ミントに対する認識について質問をしたが、ミントについては皆、肯定的な意見を示した。ミントの由来ゆらいやチョコミントの発明についての話をしてあげると、反チョコミント派の人たちはミントを活用する方式によって認識にんしきがくるりと変わるのが見られた。同じミントだけど、どこに使われるのかによってより前向きな反応を起こしたり、否定的な反応を起こす状況は、私と知り合いがどんな物でも活用が重要だということを思い知らせてくれた。また、チョコミントが発明されて、様々な食べ物に進出するまでの過程を説明しながら、ここまで大人気を得たのも私が知らない魅力みりょくがあるからだと感じた。今まで、理解できなくて、共感きょうかんしようとするこころみさえしなかったようなで、恥ずかしかった。それで、知り合いたちにチョコミントみたいに好き嫌いがある食べ物があるのか聞いてみた。さつま芋さつまいもとキムチ、ナッツ類、ジンラーメンのマイルドな味など思いもとらない答えが出た。私には、当然、美味しい食べ物だったので、あわてたがそれぞれの理由があって、そういうこともあるんだと思った。

チョコミントを審問しんもんしようという気持ちで始めた作文から思いがけず多くのことを学んだ。

チョコミントのようにに何かについて「これは良いことで、これは良くないことだ」と結論を付けてしまえば、私の考えはそこに止ってしまう。理解できないからといって共感きょうかんできないわけではないのに二つの単語はまるで同じ単語であるように誤解ごかいしていた。

 そして社会的に肯定的な評価ひょうかを受けるか否定的な評価ひょうかを受けるかで何かを判断はんだんするのではなく、自分に合うものは何か探索たんさくするのが私たちが進むべき方向だと感じた。チョコミントのような軽いテーマだけではなく、人生を生きていく上で私たちは他人の視線しせんを意識すぎて行動する。それによる恐ろしさでまともに始めることもできず諦めてしまう人もいる。しかし、他人がへんに見たり、無謀むぼうに見えても自分だけの主観しゅかんで生きていけば、好き嫌いのあるチョコミントも愛され続けるようにいつか私たちも私たちの選択がみとめられる瞬間が来るんじゃないかな?

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